MayaアニメーションをAEに読み込む方法とJSON書き出しの回避方法

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Mayaで制作したアニメーションをAfter Effects(AE)に取り込む際、一般的にFBXやJSON形式が用いられます。しかし、FBX形式でAEに読み込むとエラーが発生したり、Mayaから直接JSON形式で書き出せないと困っている方も多いのではないでしょうか?本記事では、AEにアニメーションを正しく読み込む方法と、Mayaの書き出し形式について解説します。

FBX形式でAEに読み込む際の問題

FBXは多くの3Dアプリケーション間で利用されている標準的なフォーマットですが、AEで読み込む際にエラーが発生することがあります。このエラーの原因は、AEのFBXインポート機能が完全にはMayaで作成されたデータに対応していないことにあります。

FBXファイルが読み込めない場合、エラーメッセージが表示されることが多く、AEがクラッシュしてしまうこともあります。これを回避するためには、FBXファイルをAEが読み込めるように、別の形式に変換する必要があります。

JSON形式での書き出しが必要な理由

AEにアニメーションをスムーズに取り込むために、JSON形式が推奨される場合があります。JSONは、アニメーションデータを軽量かつ効率的に表現できるため、AEとの互換性が高いです。しかし、Mayaから直接JSON形式で書き出す方法は、Mayaの標準的なエクスポートオプションには含まれていません。

そのため、Mayaで作成したアニメーションをJSON形式で書き出すためには、追加のプラグインやスクリプトを使用する必要があります。これにより、MayaのアニメーションデータをAEで使用できる形式に変換できます。

MayaからJSON形式で書き出す方法

MayaからJSON形式でアニメーションデータを出力するためには、いくつかの方法があります。その中でも、最も一般的な方法は「Maya to AE」などのスクリプトやプラグインを利用することです。これらのツールは、MayaのアニメーションデータをAEが読み込める形式でエクスポートします。

たとえば、Bodymovinプラグインを利用すると、MayaのアニメーションをAE向けに書き出し、JSON形式で保存することができます。これにより、AEでアニメーションをスムーズに使用できるようになります。

Bodymovinを使用する手順

1. Bodymovinプラグインをインストールします。
2. Mayaでアニメーションを作成後、Bodymovinを使用してアニメーションをJSON形式で書き出します。
3. AEにてJSONファイルをインポートし、アニメーションを確認します。

この手順で、AEにアニメーションを取り込むことができ、FBXエラーを回避することができます。

まとめ

MayaのアニメーションをAEに取り込むためには、FBX形式が使えない場合、JSON形式が便利です。しかし、Mayaから直接JSON形式で書き出すことはできないため、外部ツールやプラグインを活用する必要があります。特にBodymovinプラグインは、AEとの互換性を確保するために役立つツールです。これにより、スムーズにアニメーションデータを転送できます。

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