Fusion 360を使用していると、画面下中央に表示されるナビゲーションバーがCAD画像やモデルの編集を妨げていることがあります。特に、ナビゲーションバーが画面の中心に位置しているため、編集作業に支障をきたすことも少なくありません。この記事では、ナビゲーションバーの位置を画面の隅に移動する方法について解説します。
1. Fusion 360のナビゲーションバーとは?
Fusion 360のナビゲーションバーは、画面下中央に配置されているツールバーで、視点の操作やカメラの設定、ビューの変更などを行うための便利なツールが集まっています。しかし、このナビゲーションバーが表示されていると、特に画面が小さい場合や複雑な作業をしていると、モデルや図面が隠れてしまうことがあります。
そのため、多くのユーザーがナビゲーションバーを移動させたいと考えています。幸い、Fusion 360ではこのバーを簡単に移動することができます。
2. ナビゲーションバーの位置を移動する方法
Fusion 360でナビゲーションバーを画面の隅に移動するには、以下の手順を実行します。
- まず、画面上部の「表示」メニューをクリックします。
- 「ツールバー」のオプションから「ナビゲーションバー」を選択します。
- 「ナビゲーションバー」を右クリックし、「移動」を選択します。
- 次に、ナビゲーションバーを画面の隅にドラッグして、希望の位置に配置します。
この操作で、ナビゲーションバーを自分の作業しやすい位置に移動することができ、画面上の作業スペースを広げることができます。
3. ナビゲーションバーをカスタマイズする方法
Fusion 360では、ナビゲーションバーの配置を変更するだけでなく、表示するツールや機能をカスタマイズすることもできます。これにより、頻繁に使用するツールをすぐにアクセスできる場所に配置することが可能になります。
カスタマイズするには、ナビゲーションバーを右クリックして、「ツールバーのカスタマイズ」を選び、表示したいツールをドラッグ&ドロップで追加または削除します。
4. ナビゲーションバーを隠す方法
ナビゲーションバーが不要な場合は、非表示にすることもできます。これにより、画面スペースを最大限に活用できます。ナビゲーションバーを隠すには、次の手順を実行します。
- ナビゲーションバーを右クリックし、「非表示」を選択します。
- または、表示メニューから「ナビゲーションバー」を選択して、チェックを外します。
非表示にすると、画面がすっきりして作業しやすくなりますが、必要な時に再表示することも簡単にできます。
5. まとめ:ナビゲーションバーの移動とカスタマイズで作業効率アップ
Fusion 360では、ナビゲーションバーの位置を簡単に移動させることができ、作業中に画面を最大限に活用することが可能です。ナビゲーションバーを隅に移動することで、CAD画像やモデルの編集をより快適に行えるようになります。
また、カスタマイズ機能を活用すれば、よく使うツールを素早くアクセスできる位置に配置でき、作業効率が大幅に向上します。これらの機能を活用して、Fusion 360での作業をよりスムーズに進めましょう。


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