カッティングマシンを使用する際、トンボを読み取った後に、斜め移動やイラスト間の移動で浅くカットが入ってしまう問題に直面することがあります。この記事では、この問題の原因とその解決法について解説します。
問題の概要と症状
質問者が述べているように、カット自体はうまくいっているものの、トンボを読み取った後やイラスト間を移動する際に、刃が浅くカットしてしまい、跡が残るという現象が発生しています。これにより、切りたい部分以外に余分な跡がついてしまうため、仕上がりが不満足になることがあります。
原因として考えられる要因
この問題は、いくつかの原因が考えられます。最も多い原因は、オートブレードの検出が正しく行われていない、または圧力や刃の設定が適切でないことです。過去にオートブレード検出の問題で同様の現象が起きたという経験があるように、再度設定を確認し、調整することが必要です。
解決方法と設定の見直し
問題を解決するために、以下の手順で設定を見直すことをおすすめします。
- オートブレード検出の確認: オートブレードの検出が正しく行われていない場合、刃が正確にカットされないことがあります。設定を再確認し、正しく検出されているか確認してください。
- 圧力の設定: 圧力が高すぎると、移動中に跡がつきやすくなります。圧力を1に設定している場合でも、他の設定と合わせて調整することで改善する場合があります。
- 刃の状態の確認: 刃の状態が悪くなると、カット時に跡が残ることがあります。定期的に刃を交換し、切れ味を確認してください。
- 移動速度の調整: 移動速度が速すぎると、斜め移動やイラスト間の移動で跡が残ることがあります。速度を少し遅くしてみてください。
追加の対策
もしこれらの設定を調整しても問題が解決しない場合、次の点を確認してください。
- ソフトウェアの更新: 使用しているカッティングマシンのソフトウェアやファームウェアが最新であるか確認し、アップデートが必要な場合は最新のバージョンに更新してください。
- カッティングマシンのクリーニング: カッティングマシン内部にゴミやホコリが溜まっていると、動きがスムーズでなくなり、カットに不具合が生じることがあります。定期的にクリーニングを行い、正常な動作を確認しましょう。
まとめ
カッティングマシンのポートレート4で、トンボ読み取り時や移動中に跡が残る問題は、設定の見直しや機器の調整で改善できることが多いです。オートブレードの検出設定、圧力の調整、刃の確認を行い、速度やソフトウェアの更新も検討してみてください。それでも解決しない場合は、カスタマーサポートに問い合わせてみることをおすすめします。
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