CLIPCHAMPを使用して動画編集を行う際、赤枠のような透明な四角形を作成したい場合があります。しかし、デフォルトの「四角形」オブジェクトでは、枠線と塗りつぶしが一体となっているため、透明度を上げると枠線まで透明になってしまうという問題が発生します。この記事では、四角形の枠だけを色付きで残し、塗りつぶしを透明にする方法について解説します。
1. CLIPCHAMPで四角形を使用する際の問題
CLIPCHAMPの「グラフィックス」セクション内にある「四角形」オブジェクトは、デフォルトで塗りつぶしがあり、透明度を設定すると、塗りつぶしと枠線の両方が透明になってしまいます。これにより、枠線のみを色付きで残すことができません。
初心者の方にとって、このような制約が問題となることがありますが、他の方法でこれを解決することが可能です。
2. 四角形の枠線を色付きで残す方法
透明な四角形の枠を作成するためには、次の手順を試してみてください。
- ステップ1: CLIPCHAMPで四角形オブジェクトをタイムラインに追加します。
- ステップ2: 「右側のメニューバー」の「色」のセクションで、塗りつぶしの色を透明に設定します。
- ステップ3: 枠線の色を設定します。この場合、塗りつぶしが透明でも、枠線の色だけは残ります。
- ステップ4: 必要に応じて、枠線の太さや透明度を調整します。
この方法で、四角形の枠線だけが色付きで表示され、塗りつぶしは透明のままにすることができます。
3. 代替手段としての「ストローク」機能の使用
もし「四角形」オブジェクトの設定だけでうまくいかない場合は、CLIPCHAMPで用意されている「ストローク」機能を利用することも一つの方法です。この機能を使うことで、枠線のみに色を追加し、背景を透明に保つことができます。
「ストローク」機能を使う手順は以下の通りです。
- ステップ1: まず、四角形の塗りつぶしを完全に透明にします。
- ステップ2: 「ストローク」オプションを有効にし、枠線の色を選択します。
- ステップ3: 必要に応じて、枠線の太さを調整します。
これにより、透明な四角形の枠線だけを残し、背景は完全に透明にすることができます。
4. CLIPCHAMPでの他のオプション
CLIPCHAMPでは、他にも図形やグラフィックスを活用して動画にエフェクトを加えることができます。たとえば、画像を使ってオーバーレイを作成し、その上に透明な四角形を重ねることで、より洗練されたデザインを作ることが可能です。
また、背景やエフェクトを調整することで、よりクリエイティブな動画編集ができます。
5. まとめ
CLIPCHAMPで赤枠のような透明な四角形を作成するには、塗りつぶしを透明に設定し、枠線のみを色付きで残す方法を試すことが効果的です。また、「ストローク」機能を使うことで、さらに細かな調整が可能です。これらの方法を試して、動画編集をより自由に行えるようになりましょう。


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