kintoneからExcelデータをSharePointと接続する方法: Power Automate vs Power Automate for Desktop

Excel

kintoneから出力したExcelデータをSharePointに接続する方法について、Power AutomateとPower Automate for Desktopのどちらを使用すべきか迷うことがあります。この記事では、どちらのツールが最適かを具体的なケースに基づいて解説します。

Power AutomateとPower Automate for Desktopの違い

Power Automateはクラウドベースのツールで、Webアプリケーションやクラウドサービスの連携に強みがあります。一方、Power Automate for Desktopはデスクトップアプリケーションを自動化するためのツールで、PC上の操作を自動化するのに適しています。

kintoneからExcelデータをSharePointと接続する場合、主にクラウドでの処理が関わるため、Power Automateが一般的に推奨されます。では、具体的にどのように使用するか見ていきましょう。

Power Automateを使用したkintoneとSharePointの接続

Power Automateでは、kintoneとSharePointを直接連携させるためのコネクタが用意されています。これにより、kintoneからデータを自動で取得し、そのデータをSharePointのライブラリやリストにアップロードすることが可能です。

具体的な手順としては、Power Automateで「kintoneからデータを取得」アクションを設定し、そのデータを「SharePointにアップロード」するフローを作成します。これにより、データの抽出から保存までのプロセスを完全に自動化できます。

Power Automate for Desktopの利用ケース

Power Automate for Desktopは、デスクトップ上で行う作業の自動化に特化しています。例えば、kintoneのデータを手動でExcelにダウンロードしたり、特定のフォルダに保存されたExcelファイルをSharePointにアップロードする作業など、PC上で直接操作する場合には便利です。

Excelファイルをダウンロードした後、Power Automate for Desktopを使用して自動的にSharePointにアップロードする設定を行うことができます。この場合、PC内で完結する作業の自動化には効果的ですが、クラウドサービスとの連携を強化するには、Power Automateが適しています。

Power AutomateでのSharePointとの連携の設定方法

Power Automateを使用してSharePointに接続する場合、まず「新しいフロー」を作成し、「kintoneからExcelファイルを取得」アクションを追加します。その後、SharePointにアップロードするための「SharePoint」コネクタを設定し、データの保存先となるライブラリやリストを選択します。

これにより、kintoneからデータが自動で抽出され、指定したSharePointの場所に保存されます。フローの設定は非常に簡単で、ドラッグアンドドロップで操作できるため、プログラミングの知識がなくても手軽に設定できます。

まとめ

kintoneからExcelデータをSharePointと接続するためには、Power Automateが最適なツールです。クラウドベースでの連携やデータ自動化に強みを持つPower Automateを使用することで、手動の作業を省略し、効率的なワークフローを構築できます。一方、PC上での操作が関わる場合には、Power Automate for Desktopが便利ですが、クラウドとの連携を考慮すると、Power Automateを活用することをお勧めします。

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