Clip Studioでダウンロードしたclipデータを開くと「ラフをレイヤーに残すとデータ量の問題でアップ出来なかったため仕上げデータのみとなります」と表示されることがあります。このメッセージが表示される理由と、それを解決する方法について解説します。
1. 「ラフをレイヤーに残すとデータ量の問題でアップ出来なかった」とは?
Clip Studioでは、画像やデザインのデータが非常に重くなることがあります。特にレイヤーを多く使用するとファイルサイズが増大し、その結果、アップロードに制限がかかることがあります。「ラフをレイヤーに残すと」という部分は、未完成のラフ画がレイヤーとして残っていることが原因です。このラフレイヤーがデータ量を大きくし、アップロード時にエラーが発生することがあります。
2. 解決方法: ラフレイヤーを削除する
この問題を解決するためには、まず「ラフ」のレイヤーを削除または非表示にすることが必要です。具体的には、ラフを仕上げデータのレイヤーに統合して、不要なラフレイヤーを削除することでデータ容量を削減できます。以下の手順で行ってください。
- ラフレイヤーを選択し、非表示にするか、削除します。
- 仕上げデータのみを残して保存します。
- データ量が減少したことを確認したら、再度アップロードを試みます。
3. 他の方法: レイヤーの統合や圧縮を行う
もしラフレイヤーを削除せずに、そのまま保存したい場合、レイヤーの統合や圧縮を試みることができます。Clip Studioでは、レイヤーを統合してファイルサイズを小さくすることができるため、不要なレイヤーをまとめてファイル容量を軽減しましょう。また、画像の圧縮設定を確認して、品質を保ちながらファイルサイズを縮小する方法もあります。
4. まとめ
「ラフをレイヤーに残すとデータ量の問題でアップ出来なかったため仕上げデータのみとなります」と表示される場合は、ラフレイヤーを削除または非表示にすることで解決できます。もしそのまま保存したい場合は、レイヤー統合や圧縮を行い、ファイルサイズを軽減して再度試してみてください。
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