SPSSでGoogleスプレッドシートのアンケート結果を一括「値化」する方法

Excel

Googleスプレッドシートのアンケート結果をSPSSに取り込み、特定の値を一括で変更する方法は、データを「値化」する上で非常に有効です。例えば、「該当=1、非該当=2」のように、文字データを数値データに変換することができます。この記事では、GoogleスプレッドシートのデータをSPSSにインポートし、値化を行う方法を詳しく解説します。

GoogleスプレッドシートからSPSSへデータをインポートする方法

まず最初に、GoogleスプレッドシートからデータをSPSSにインポートする方法を紹介します。データを適切にインポートすることで、SPSSでデータ処理や解析を行う準備が整います。

  • GoogleスプレッドシートをCSV形式でダウンロード:Googleスプレッドシートを開き、「ファイル」>「ダウンロード」>「カンマ区切り値(CSV)」を選択してCSV形式で保存します。
  • SPSSでCSVファイルを開く:SPSSを開き、「ファイル」>「開く」>「データ」を選択し、ダウンロードしたCSVファイルを開きます。
  • データの確認:CSVファイルがSPSSに読み込まれたら、データビューを確認して、すべての情報が正しくインポートされているか確認します。

データを値化する方法

SPSSで特定のデータを値化するには、変数の値を変更する操作が必要です。例えば、「該当」を1、「非該当」を2に変換する方法について説明します。

  • 変数の値を指定する:SPSSの「変数ビュー」で、値化したい変数(例えば「回答」)を選択します。
  • 値の設定:選択した変数に対して、値を設定します。例えば、「該当」を1に設定し、「非該当」を2に設定します。これには「値」列をクリックし、対応する数値を入力します。
  • データの変換:「変換」>「値の変換」を選択し、該当する条件に基づいて新しい値に変換します。

一括で値化を行う方法

特定の条件に基づいて一括でデータを変更する場合、「自動的に値を変更する」方法が非常に便利です。例えば、全データを一括で変換するには以下の方法を試してください。

  • 「変換」メニューを使用:「変換」>「再コード化」を選択し、変数ごとに一括で値を設定します。
  • 新しい変数を作成:新しい変数を作成し、その変数に値を設定することで、元のデータを変更せずに新しい値を追加できます。
  • 条件を指定:データの変換条件を指定して、一度に大量のデータを処理します。例えば、「回答が『該当』の場合は1に、そうでなければ2に設定する」などです。

まとめ:SPSSでのデータ値化のポイント

GoogleスプレッドシートのデータをSPSSにインポートし、特定の値を一括で変換する方法は、データ分析の効率を大きく向上させます。CSV形式でデータをインポートし、変数の値を設定することで、アンケート結果を数値データに変換できます。SPSSの「変換」メニューを活用して、一括で値化を行い、効率的にデータ処理を進めましょう。

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