Wordで20字×45行の原稿用紙を作成したい場合、適切なページ設定やグリッド線の設定が必要です。しかし、グリッド線がうまく表示されない、または新規文書で毎回横線が表示されるなどの問題が発生することがあります。この記事では、Wordでの原稿用紙作成の方法と、グリッド線の設定方法、ファイル共有時の注意点について解説します。
20×45の原稿用紙を作成する手順
まず、Wordで原稿用紙を作成するためには、ページ設定を適切に行う必要があります。以下の手順で、文字数20字、行数45行の原稿用紙を作成できます。
- 「ページレイアウト」タブを開き、「ページ設定」グループで「文字数と行数」を選択します。
- 「文字数」を20、「行数」を45に設定します。
- 「原稿用紙の設置にする」にチェックを入れ、設定を確定します。
これで、基本的な20×45の原稿用紙が作成されます。
グリッド線の設定方法
次に、グリッド線を表示させるためには、以下の設定が必要です。
- 「表示」タブをクリックし、「グリッド線」にチェックを入れます。
- 「グリッドの設定」で、「グリッド線の表示」を全て1に設定します。
- これにより、ページ内に20×45のグリッド線が表示されるようになります。
しかし、問題が発生することもあります。例えば、行数が設定どおりに表示されず、グリッド線が表示されない場合があります。これを修正するためには、再度ページ設定やグリッド線の表示設定を確認し、適切な設定を行う必要があります。
新規文書で横線のグリッドが表示される問題の対処法
新規文書を作成すると、横線のグリッド(ルーブリーフのような線)が表示されることがあります。この問題を解決するためには、以下の方法でグリッド線を非表示にすることができます。
- 「レイアウト」タブから「ページ設定」を開き、「罫線」を選択します。
- 「罫線の削除」を選んで、不要な横線を削除します。
- その後、設定した原稿用紙の形式を維持するため、必要なグリッド線のみを表示するように設定します。
特定のファイルにのみグリッドを表示させる方法
ファイルを他のメンバーと共有する際に、20×45のグリッドだけを表示したい場合、他の設定に影響を与えないように注意する必要があります。
ファイルを共有する際、他のメンバーが「ルーブリーフ」などの横線が表示されないように、以下の方法を実行します。
- 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択し、設定を新しいテンプレートとして保存します。
- その後、このテンプレートを使って新規文書を作成し、グリッド線が表示された状態を維持します。
- 共有時には、このテンプレートを共有し、他のメンバーが同じ設定で文書を作成できるようにします。
まとめ
Wordで20×45の原稿用紙を作成するためには、ページ設定やグリッド線の設定を適切に行う必要があります。さらに、新規文書で横線が表示される問題や、共有時の設定についても対処法を理解しておくことが重要です。これらの手順を試して、スムーズに原稿用紙を作成し、共有できるようにしましょう。


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