SharePointのListにおいて、コマンドバーの名称を変更し、特定のURLへ遷移させる方法について解説します。本記事では、SharePointのコマンドバーをカスタマイズする具体的な手順を紹介し、必要な設定をわかりやすく説明します。
SharePointのコマンドバーとは？
SharePointのListにおけるコマンドバーは、リストアイテムを操作するためのツールバーで、アイテムの作成、編集、削除などを行うためのオプションを提供します。このコマンドバーに表示されるボタンや名称をカスタマイズすることで、ユーザーの利便性を向上させたり、業務の効率化を図ったりすることができます。
コマンドバーの名称を変更する方法
SharePointでは、コマンドバーの名称を直接的に変更する方法は提供されていませんが、Power Automateやカスタムスクリプトを使用して、ボタンのラベルや機能を変更することが可能です。
例えば、Power Automateを使用して、ボタンをクリックしたときに特定のアクションを実行させることができます。このようなカスタマイズを行うためには、まずPower Automateでワークフローを作成し、そのワークフローをコマンドバーに関連付ける必要があります。
特定のURLへの遷移を設定する方法
SharePointのリストでボタンをクリックした際に特定のURLへ遷移させるには、以下の手順を踏むことができます。
1. SharePointの「リスト設定」から「リストのカスタマイズ」オプションを選択し、Power Automateを開きます。
2. 新しいフローを作成し、「HTTPリクエスト」を送信するアクションを設定します。
3. リストアイテムをトリガーとして指定し、クリック時に遷移するURLを指定します。
具体例：ボタン名称を変更し、URL遷移を設定する
例えば、ボタンの名称を「〇〇へ遷移する」と変更したい場合、Power Automateで「〇〇へ遷移する」というフローを設定し、そのボタンをクリックすると、指定したURLに遷移するようにすることができます。
1. 「〇〇へ遷移する」ボタンを設定するには、まずそのボタンのカスタマイズを行い、名称を変更します。
2. 次に、そのボタンがクリックされた際に遷移するURLを指定するため、フロー内でHTTPリクエストを設定し、特定のURLにリダイレクトする処理を加えます。
まとめ
SharePointのリストでコマンドバーの名称を変更し、クリック時に特定のURLに遷移させる方法について解説しました。Power Automateやカスタムスクリプトを活用することで、ボタンのカスタマイズやURL遷移が可能になります。これにより、業務の効率化が図れるだけでなく、ユーザーの操作性向上にもつながります。
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