Power Automate で SharePoint リストの「完了」状態をトリガーにメール通知を設定する方法

Office系ソフトウェア

Power Automate を使用して、SharePoint リストで「状態」が「完了」となった際に推進者にメール通知を送るフローを作成する方法について解説します。特に、条件分岐で「完了」状態が正しく認識されない場合の原因と対処法を紹介します。

Power Automate でのフロー作成手順

Power Automate を使用して、SharePoint リストの「状態」列が「完了」になったときに、推進者にメール通知を送るフローを作成する方法は簡単です。しかし、条件分岐が期待通りに動作しない場合があります。

まずは、フロー作成の基本的な流れを確認します。SharePoint リストの「状態」列が変更されるとトリガーされるフローを作成し、条件分岐でその値が「完了」であるかどうかを確認します。条件に一致すれば、推進者にメール通知を送るという動作を設定します。

「状態」が「完了」に設定されない場合の原因

質問者が遭遇した問題は、条件分岐で「完了」が認識されず、分岐が常に偽となってしまう現象です。この場合、考えられる原因として、以下の点が挙げられます。

  • 文字列の一致に問題がある: SharePoint リストの「状態」列に設定されている「完了」の文字列が、Power Automate の条件分岐で設定した「完了」と完全に一致していない場合があります。特に、スペースや隠れた文字が含まれている可能性があります。
  • 選択肢列の値取得方法: SharePoint の選択肢列の値がそのまま取得されていない場合があります。Power Automate では、選択肢列の値を適切に参照する必要があります。
  • Power Automate のキャッシュの問題: キャッシュによる影響で、最新のデータが反映されていない場合があります。

条件分岐を正しく設定する方法

「完了」を正しく認識させるためには、条件分岐を設定する際に注意が必要です。特に、SharePoint の選択肢列を扱う場合、値を「完了」と正確に一致させる必要があります。

以下の手順で確認してみましょう。

  • 選択肢列の値を取得する: 「状態」列の値を直接「完了」と比較するのではなく、値が取得できる形式で比較します。例えば、選択肢列の値は「完了」などの文字列ではなく、IDや内部名として取得される場合があります。
  • Power Automate で「完了」を正確に指定する: 例えば、「状態」列が選択肢の場合、「完了」の値をドロップダウンリストから選ぶことができます。

まとめ

Power Automate で SharePoint リストの「完了」状態に基づいて条件分岐を設定し、メール通知を送るフローを作成する際には、選択肢列の値を正しく取得し、条件分岐で比較することが重要です。選択肢列の値を正しく認識させる方法を試すことで、問題を解決できるはずです。

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