Windows 10から新しいPCへのOS移行とBIOS設定問題解決法 – ASUS PRIME B860-PLUS WIFI-CSM

Windows 全般

新しいPCを組み立てて、Windows 10からのOS移行を行う際に発生する問題について、特にBIOS設定に関する質問に答えます。特に、ストレージ情報は表示されるが、起動優先順位に表示されない問題に関する解決方法を紹介します。

1. 問題の概要

新しいPCでのBIOS設定で、ASUSの「PRIME B860-PLUS WIFI-CSM」マザーボードを使用している場合、ストレージ情報には取り付けたSSDやHDD、M.2がすべて表示されるにもかかわらず、起動優先順位にそれらが表示されません。この問題は、特定のBIOS設定が原因である可能性があります。

特に、CSM(Compatibility Support Module)という設定が関わることが多いですが、PRIME B860-PLUS WIFI-CSMにはその設定が見当たらないため、別の方法で解決する必要があります。

2. 解決策1: UEFIモードの確認と設定

最初に確認するべきなのは、PCが「UEFIモード」で起動するように設定されているかどうかです。UEFIモードは、従来の「Legacy BIOS」モードとは異なり、起動ディスクをより効率的に扱うことができます。BIOS設定に入り、「Boot」セクションを確認し、起動モードが「UEFI」に設定されていることを確認します。

もしUEFIモードが有効になっていない場合、変更を加えた後、PCを再起動して、再度ストレージの表示と起動順位を確認します。

3. 解決策2: セキュアブートの無効化

UEFIモードで起動している場合、次に確認すべき設定は「セキュアブート」です。セキュアブートは、認証されたオペレーティングシステムのみを起動するため、場合によっては新しく取り付けたドライブが起動ディスクとして認識されないことがあります。

「Boot」セクションの中で「Secure Boot」を無効にすることで、PCがすべてのストレージを正しく認識し、起動優先順位に表示されるようになる可能性があります。

4. 解決策3: Boot Priorityの設定変更

ストレージデバイスが正しく表示されるようになったら、次に「Boot Priority」セクションに移動し、起動ディスクの優先順位を設定します。新しいSSDやM.2ドライブを優先順位に設定して、変更を保存し、再起動します。

また、このセクションでは「Boot Option Priorities」を確認し、OSをインストールしたドライブを最初に選択してください。これにより、PCが正しいストレージから起動します。

5. まとめとアドバイス

新しいPCでWindows 10を正しく起動させるためには、BIOS設定のいくつかを見直す必要があります。特にUEFIモードやセキュアブートの設定を確認し、必要に応じて変更を加えることで、問題を解決することができます。

もしこれらの方法で解決しない場合は、BIOSのファームウェアの更新を検討するか、他のハードウェア設定を見直すことをお勧めします。

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