Excelを使って、別のシートで入力した番号(例えば、①、②、③)に対応する値(例えば、あいす、クッキー、もなか)を別の列に表示させる方法をご紹介します。これにより、リストやデータベースを簡単に管理でき、作業の効率が大幅にアップします。
1. 使用する関数:VLOOKUP
このようなデータを関連付けるためには、Excelの「VLOOKUP」関数を使用します。VLOOKUP関数は、指定した値を基に表の中から該当するデータを検索し、表示させることができます。
まず、入力したいシート(例: Sheet2)のB列に、対応する値を表示させるための設定をします。次に、VLOOKUP関数を使って、入力された番号に基づいて対応する値を取得します。
2. VLOOKUP関数の構成
VLOOKUP関数は次のように構成されています。
VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)
この関数の引数について説明します。
- 検索値: B列に入力された番号(①、②、③など)。
- 範囲: A1からM3など、番号とその対応する値(あいす、クッキーなど)が含まれる範囲。
- 列番号: 取得したいデータがある列番号(この場合、対応する値がある列)。
- 検索の型: 完全一致を求める場合、「FALSE」を使用。
3. 実際にVLOOKUP関数を入力する方法
次に、実際にVLOOKUP関数をどのように入力するかを説明します。
- Sheet1のB列に、次のように関数を入力します。
=VLOOKUP(A1, Sheet2!$A$1:$M$3, 2, FALSE)
ここでは、A1セルに①が入力されていると仮定しています。Sheet2のA列に①、②、③などがあり、対応する値(あいす、クッキーなど)はB列にあります。この関数は、A1の値(①)に該当する値をSheet2から検索し、B列の対応する値(あいす)を表示します。
4. 他の番号に対応する値を表示させる方法
同様に、A列に②、③などを入力することで、VLOOKUP関数が対応する値を自動的に表示します。A列に入力した番号に合わせて、B列にあいす、クッキー、もなかなどの値が表示されます。
これにより、大量のデータでも簡単に番号に対応する値を取得でき、作業が効率的になります。
5. まとめ
Excelで番号に対応する値を表示させる方法として、VLOOKUP関数を使用する方法をご紹介しました。これを使うことで、手動でデータを照合する手間を省くことができ、大量のデータも簡単に管理できます。


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