フォトショップで作成したイラストをPIXTAのベクター部門にアップロードする方法

PIXTAにイラストをアップロードする際、フォトショップで作成したイラストがベクター部門で却下される問題について、原因と解決方法を詳しく解説します。特に、画像が埋め込まれている場合や、画像へのリンクが設定されている場合に関する具体的な対策を紹介します。

1. フォトショップとイラストレーターの違い

フォトショップ（PSD）は、ピクセルベースの画像編集ソフトであり、ベクター形式で保存できるイラストレーター（AIやEPS）とは異なります。フォトショップで作成したデザインをそのままイラストレーターで開くと、画像として扱われ、結果としてベクター形式として認識されないことがあります。

フォトショップで作成したイラストをイラストレーターに持ち込む際、画像として扱われる問題を避けるためには、レイヤーを適切に処理する必要があります。ベクター形式で保存するためには、画像をラスタライズせずに、必要な部分をベクターレイヤーとして扱い、EPS形式で保存することが重要です。

PIXTAでは、アップロードするファイルに画像が埋め込まれている場合や、画像へのリンクが設定されているとリジェクトされます。これを避けるためには、イラストレーター内でラスタライズされた部分（例えば、フォトショップで作成したグラデーションやテクスチャ）を完全にベクターデータに変換する必要があります。

イラストレーターで画像を埋め込まず、適切なベクターデータに変換する方法としては、画像部分を手動でトレースしたり、グラデーションやテクスチャをベクターとして表現することが挙げられます。これにより、PIXTAが求めるベクターイラストとして認識されるようになります。

フォトショップで作成したイラストをPIXTAにアップロードする際には、イラストレーターで正しくベクター形式に変換し、画像が埋め込まれないように注意することが重要です。適切なデータ形式を選び、PIXTAの規定に合った形でアップロードすることで、よりスムーズにイラストが受け入れられます。