Windows 11のエクスプローラーで、「ホーム」の「office.comのファイルを表示する」からOneDriveのファイル一覧が表示される場合、これを削除したいという要望が多くあります。この記事では、OneDriveのファイルがエクスプローラーに残っている原因と、それを完全に削除する方法を詳しく解説します。
OneDriveのファイルがエクスプローラーに表示される理由
Windows 11では、OneDriveに保存されたファイルがエクスプローラーの「最近使用した項目」や「ホーム」に表示されることがあります。これには、MicrosoftアカウントでOneDriveにログインしていた履歴が関係しているためです。OneDriveをアンインストールした後でも、これらのファイル一覧は残ることがあります。
エクスプローラーで表示されるファイルは、Windowsの履歴やクラウドサービスのリンク情報によってキャッシュされています。これらの情報が残っていると、再度表示されてしまうことがあります。
OneDriveのファイルをエクスプローラーから削除する方法
1. 履歴を削除する
まず、エクスプローラーの「履歴」をクリアすることから始めましょう。これにより、最近使用したファイルがリセットされます。設定から「ファイルエクスプローラーのオプション」を開き、「履歴を消去」をクリックして削除します。
2. OneDriveのクラウドリンクを解除する
OneDriveを完全にアンインストールした場合でも、Microsoftアカウントとのリンクが残っている可能性があります。これを解除するために、PCの「設定」→「アカウント」→「Microsoftアカウント」を確認し、不要なリンクを解除してください。
3. エクスプローラーの設定を調整する
エクスプローラーの設定で、OneDriveに関連する項目が表示されないように調整することもできます。設定から「フォルダーオプション」を開き、「表示」のタブで「OneDriveの項目を表示しない」オプションを選択します。
Office.comのファイル表示を無効にする方法
「Office.comのファイルを表示する」オプションを無効にしたい場合は、エクスプローラーの設定で次の手順を試してください。
1. 「エクスプローラーのオプション」を開き、[「表示」]タブを選択します。
2. 「最近使用したファイルを表示する」や「Office.comのファイルを表示する」のチェックを外します。これにより、クラウド上のファイルが表示されなくなります。
Microsoftアカウントの設定を確認する
Microsoftアカウントでの設定やOneDriveの設定が残っている場合、これらが原因で履歴が残り続けることがあります。MicrosoftアカウントからOneDriveを完全に削除し、再度ログインし直すことで、履歴が更新されることがあります。
また、アカウント設定で「最近使用したファイル」や「クラウドサービスの履歴」を手動で削除することもできます。
まとめ
Windows 11でエクスプローラーに表示されるOneDriveのファイル一覧を消去するためには、履歴のクリアやエクスプローラー設定の調整、Microsoftアカウントのリンク解除が必要です。これらの手順を実行することで、不要なファイルが表示されなくなり、エクスプローラーがスムーズに動作します。
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