Processingでジャイアンを描こう!ドラえもんキャラクターの簡単な描き方とコード解説

プログラミング

Processingは、グラフィックを簡単に描くための強力なツールです。ドラえもんのキャラクター、ジャイアンを描きたいと思ったとき、どのようにコードを組み立てればよいのでしょうか?本記事では、Processingを使ってジャイアンの特徴をシンプルに表現する方法を解説します。

1. Processingを使ってキャラクターを描く基本

まず、Processingでグラフィックを描くためには基本的な描画関数を理解することが大切です。円を描く`ellipse()`、長方形を描く`rect()`、直線を描く`line()`など、基本的な関数を組み合わせてジャイアンの顔や体を描いていきます。

例えば、ジャイアンの顔は丸い形をしているので、`ellipse()`関数を使って描くことができます。さらに、顔の中に目や口を描く際には、`fill()`関数で色を指定し、`stroke()`で輪郭線を調整します。

2. ジャイアンの顔を描いてみよう

ジャイアンの顔は、丸い形が特徴的です。以下のコードを使って、Processingでジャイアンの顔を描いてみましょう。

void setup() {
  size(400, 400);
  background(255);
}

void draw() {
  // 顔
  fill(255, 220, 185);
  ellipse(200, 200, 150, 150);

  // 目
  fill(255);
  ellipse(170, 180, 40, 40);
  ellipse(230, 180, 40, 40);

  // 目の瞳
  fill(0);
  ellipse(170, 180, 20, 20);
  ellipse(230, 180, 20, 20);
}

このコードでは、ジャイアンの顔を描くために`ellipse()`を使用しています。顔は肌色に設定し、目は白く、瞳は黒で描いています。これで顔の基本的な部分が完成します。

3. ジャイアンの髪の毛と口を追加する

ジャイアンの髪の毛や口の特徴を追加して、よりリアルにしていきましょう。髪の毛は黒い色で、口は大きな弧を描きます。

void draw() {
  // 顔(先程と同じ)
  fill(255, 220, 185);
  ellipse(200, 200, 150, 150);

  // 目(先程と同じ)
  fill(255);
  ellipse(170, 180, 40, 40);
  ellipse(230, 180, 40, 40);
  fill(0);
  ellipse(170, 180, 20, 20);
  ellipse(230, 180, 20, 20);

  // 髪の毛
  fill(0);
  arc(200, 150, 100, 80, PI, TWO_PI);

  // 口
  noFill();
  stroke(0);
  strokeWeight(5);
  arc(200, 220, 100, 50, 0, PI);
}

ここでは、`arc()`を使って髪の毛と口を描いています。髪の毛は`arc()`関数を使って、顔の上部に黒い半円を追加しています。口も同様に、`arc()`を使って大きな笑顔を描きます。

4. ジャイアンの体と服を描く

ジャイアンの体と服を描くためには、長方形や楕円を使います。彼の特徴的な服を表現するために、色や形を工夫しましょう。

void draw() {
  // 顔(先程と同じ)
  fill(255, 220, 185);
  ellipse(200, 200, 150, 150);
  fill(255);
  ellipse(170, 180, 40, 40);
  ellipse(230, 180, 40, 40);
  fill(0);
  ellipse(170, 180, 20, 20);
  ellipse(230, 180, 20, 20);
  fill(0);
  arc(200, 150, 100, 80, PI, TWO_PI);
  noFill();
  stroke(0);
  strokeWeight(5);
  arc(200, 220, 100, 50, 0, PI);

  // 体
  fill(255, 0, 0);
  rect(150, 250, 100, 150);

  // 袖
  fill(255, 0, 0);
  rect(120, 250, 30, 70);
  rect(250, 250, 30, 70);
}

体は`rect()`を使って長方形として描き、服の色はジャイアンらしく赤を選びます。袖も同様に`rect()`で描くことができます。

5. まとめ:Processingでジャイアンを描く方法

Processingを使ってジャイアンを描く方法について解説しました。基本的な図形を使って、顔や体、髪の毛、服を描くことができました。Processingは非常に柔軟なツールであり、さらに詳細なデザインやアニメーションを追加することも可能です。ぜひ、このコードを参考にして、自分だけのジャイアンを描いてみてください。

また、キャラクターをより細かく描くためには、色や線の太さ、形状を調整して、ジャイアンの個性を引き出すことができます。より高いクオリティのイラストを目指して、試行錯誤してみましょう!

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