エクセルで重複した文字列に背景色を一括で設定する方法

Excel

エクセルを使っていると、特定のデータに対して目立たせるために背景色を変更したくなることがあります。特に、重複している文字列に背景色を付けたい場合、手動で一行ずつ設定するのは時間がかかり面倒です。今回は、エクセルで横列に重複している文字列に自動的に背景色を付ける方法を解説します。

条件付き書式を使った背景色の設定

条件付き書式は、特定の条件を満たすセルに対して書式を自動的に適用する機能です。重複した文字列に背景色を付けるためには、条件付き書式を設定する方法があります。しかし、100行以上のデータがある場合、1行ずつ設定するのは大変です。そこで、全体の範囲に一括で設定する方法をご紹介します。

重複する文字列を条件付き書式で強調表示する方法

まず、条件付き書式を使って重複した文字列に背景色を付ける基本的な方法を説明します。エクセルの「条件付き書式」機能を使えば、重複しているデータを一括でハイライトできます。以下の手順に従ってください。

  • 対象の範囲(例えば、A1:A100)を選択します。
  • 「ホーム」タブから「条件付き書式」を選択し、「新しいルール」をクリックします。
  • 「セルの値」に「重複」を選び、背景色を設定します。
  • 「OK」を押して設定を完了します。

これにより、選択範囲内で重複する文字列が自動的に強調表示され、背景色が変更されます。これで1行ずつ手動で設定する手間を省くことができます。

範囲を一括で指定して設定する方法

条件付き書式を使用するとき、1行ずつ設定するのではなく、全体の範囲を選んで一括で設定できます。例えば、100行のデータがある場合でも、範囲を選択して一度に背景色を設定することが可能です。

まず、対象となる列または範囲を選択します。その後、条件付き書式を設定すると、指定した範囲全体に対して重複した文字列に背景色が適用されるため、効率的に作業が進みます。

COUNTIF関数を使った重複チェックの方法

条件付き書式だけではなく、COUNTIF関数を使う方法もあります。COUNTIF関数を使うと、重複している文字列を検出し、その数に基づいて処理を行うことができます。これにより、特定の重複のみに背景色を設定したり、条件をさらに細かく設定したりできます。

例えば、「=COUNTIF(A:A, A1)>1」という式を条件付き書式に設定することで、列Aに重複している文字列のみをハイライトできます。

まとめ

エクセルで重複する文字列に背景色を一括で設定する方法について解説しました。条件付き書式を使えば、簡単に重複したデータを強調表示できます。範囲全体を選択することで、100行以上のデータでも効率よく背景色を設定することができ、作業を大幅に短縮できます。

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