Excelで特定の期間を「月と日」に分けて表示する方法について解説します。例えば、ある期間が「R5.12.13からR6.3.18」までであった場合、この期間を月数と日数で表現したいというケースです。この記事では、Excelの関数を使用して、期間を「3月と6日」という形式で算出する方法を紹介します。
1. Excelで日付の差を求める基本的な方法
まず、Excelで2つの日付間の日数を計算する基本的な方法を確認します。日付が入力されているセルを指定し、「=終了日-開始日」のような式を使って、日数を求めることができます。この計算結果を基に、月数と日数を求めます。
例えば、R5.12.13とR6.3.18の差を求めるには、開始日セル(例えばA1)と終了日セル(例えばB1)を指定し、次のように入力します。
=B1-A1
これで、2つの日付の差分が日数で表示されます。
2. 月数と日数に分ける計算方法
期間を月数と日数に分けて表示するには、日数の計算結果を月と日数に分解する必要があります。以下の手順で月数と日数を求めることができます。
- 月数の計算: まず、期間の月数を求めるために、終了年と開始年、終了月と開始月の差を計算します。例えば、「R6.3.18 – R5.12.13」の場合、年と月を考慮して次の式を使います:
=DATEDIF(A1, B1, "m")
これにより、期間内の月数が計算できます。
- 日数の計算: 次に、月数の差を引いた残りの日数を計算します。これには、以下の式を使用します:
=B1-DATE(YEAR(B1), MONTH(B1)-DATEDIF(A1, B1, "m"), DAY(A1))
これで、月数を引いた後の日数が求められます。
3. 実際の例での計算手順
具体的な例を使って、上記の計算方法を実行してみましょう。
- 開始日(A1セル)に「R5.12.13」、終了日(B1セル)に「R6.3.18」を入力します。
- 月数を計算するには、次の式を入力します:
=DATEDIF(A1, B1, "m")
これで「3」が返されます。
- 次に、残りの日数を求めるために、以下の式を入力します:
=B1-DATE(YEAR(B1), MONTH(B1)-DATEDIF(A1, B1, "m"), DAY(A1))
これで「6日」が求められます。
4. まとめと応用例
Excelを使って、期間を月数と日数で表示する方法について解説しました。この方法を使用することで、期間を簡単に理解しやすい形で表示できます。
また、日付の計算を行う際には、DATEDIF関数やDATE関数を活用して、月数や日数を計算することが重要です。今後、複雑な日付の差分を求める際にも、この方法を応用して使うことができます。


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