BricsCADでインプレイス編集を使用している際、ブロック外のオブジェクトやグレーアウトした部分に触れてしまうことがある場合、どのようにしてそれらのオブジェクトを編集不可にできるのでしょうか?この記事ではその方法を解説します。
1. BricsCADのインプレイス編集の基本
BricsCADでは、インプレイス編集機能を使ってブロックを直接編集できますが、この時、対象外のオブジェクトが触れてしまうことがあります。通常、ブロック外のオブジェクトはグレーアウトしており、見た目には編集できないように見えます。しかし、実際には、これらのオブジェクトにも操作が可能です。
この問題を解決するには、編集対象外のオブジェクトを選択して操作できないように設定する必要があります。
2. 編集不可にする方法
ブロック外のオブジェクトが編集されるのを防ぐには、まず「ロック」機能を使用します。オブジェクトやブロックをロックすることで、インプレイス編集中に誤って操作することを防げます。
手順としては、対象のオブジェクトを右クリックし、コンテキストメニューから「ロック」を選択します。これにより、そのオブジェクトはロックされ、編集ができなくなります。
3. オートキャドとの違い
BricsCADとAutoCADでは、インプレイス編集時に編集不可オブジェクトを扱う方法に若干の違いがあります。AutoCADでは、ロック機能がより直感的に使用できる一方、BricsCADでは設定を手動で行う必要がある場合があります。
BricsCADでは、特定のオブジェクトだけを選んでロックすることができるため、必要なオブジェクトだけ編集可能にし、他のものをロックしておくと便利です。
4. 他の編集保護方法
さらに、BricsCADではレイヤー管理機能を使用して、特定のレイヤーのオブジェクトを編集不可にすることができます。レイヤーのプロパティで「ロック」を選択することで、そのレイヤーのオブジェクトを編集することができなくなります。
この方法を使うと、大規模なプロジェクトで複数のオブジェクトを一括で保護することができ、作業効率を向上させることができます。
まとめ
BricsCADでインプレイス編集時に誤って編集対象外のオブジェクトに触れてしまう問題を解決するには、オブジェクトやレイヤーをロックする方法を利用するのが効果的です。これらの方法を駆使して、編集作業をよりスムーズに行いましょう。


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