ポケットコンピュータ(ポケコン)VX-4を入手し、BASICプログラムの入力方法がわからない方のために、基本的な使い方を解説します。VX-4は過去のPB-100やPC-E550とは若干操作感が異なるため、基本から丁寧に説明していきます。
1. VX-4 のBASICプログラム入力の準備
VX-4でBASICプログラムを入力するには、まずBASICモードに切り替える必要があります。以下の手順でモードを変更しましょう。
- 電源を入れる: [ON]キーを押して電源を入れる。
- BASICモードにする: [MODE]キーを押し、BASICを選択して[ENTER]。
この操作でVX-4はBASICモードになり、プログラムの入力が可能になります。
2. BASICプログラムの入力方法
BASICプログラムを入力する際は、行番号をつけて1行ずつ入力する方式です。以下のように入力していきます。
10 PRINT "Hello, World!"
20 END
入力後、[ENTER]を押すとプログラムが記録されます。
3. プログラムの確認と実行
プログラムを入力したら、内容を確認し、実行してみましょう。
- プログラムを一覧表示: LIST コマンドを入力し [ENTER]。
- プログラムを実行: RUN コマンドを入力し [ENTER]。
成功すると、画面に「Hello, World!」と表示されます。
4. 既存プログラムの編集
入力したプログラムを修正する場合、行番号を指定して新しいコードを入力すれば、上書きできます。
10 PRINT "Welcome to VX-4 BASIC!"
また、不要な行を削除する場合は、以下のように入力します。
10 DELETE
5. プログラムの保存とロード
VX-4はプログラムを保存することができます。以下の方法で行います。
- 保存: SAVE “PRG1” と入力し [ENTER]。
- ロード: LOAD “PRG1” と入力し [ENTER]。
これで、入力したプログラムを次回も使うことができます。
まとめ
ポケコンVX-4のBASICプログラムの入力方法は、PB-100やPC-E550に慣れている方ならすぐに習得できるでしょう。基本操作は以下の通りです。
- 【MODE】でBASICモードに切り替え
- 行番号を付けてプログラム入力
- LISTで確認、RUNで実行
- 修正は行番号を指定して再入力
- SAVEとLOADでプログラムの保存・ロード
これらの手順を活用し、VX-4でのBASICプログラミングを楽しんでください。
コメント