ExcelでALT+コロン(;)を使おうとして、間違って隣の□が4つのキーとコロンを押してしまった場合、矢印が大きくなってしまうことがあります。この状態で画面が元に戻らなくなった場合、強制終了を避けるために試すべき方法があります。本記事では、矢印が大きくなってしまった場合の対処法について解説します。
Excelで矢印が大きくなる原因
Excelで矢印のサイズが突然大きくなる原因の一つは、スクロール機能の一部である「ズーム機能」が誤って有効になったことです。この問題は、CtrlキーやShiftキー、または特定のキー操作によって、無意識にズームインまたはズームアウトがされることがあります。
特に、タッチパッドやマウスの設定でズーム操作が誤って起きることがあり、この設定が有効になると、Excel内で矢印やカーソルが異常に大きく表示されることがあります。
矢印サイズを元に戻す方法
まず、画面上の矢印が異常に大きくなった場合、以下の方法で元に戻すことができます。
- マウスのホイールでズームを調整する: 画面上でCtrlキーを押しながら、マウスのホイールを上下にスクロールすることで、ズームインやズームアウトを調整できます。
- Excelの表示設定をリセットする: Excelの「表示」タブから「ズーム」を選び、ズームスライダーを使用して適切な表示サイズに調整します。
- キーボードショートカットの確認: 「Ctrl + 0」を押すことで、Excelの表示倍率を100%に戻すことができます。
Excelの設定を確認する
もし上記の方法で矢印が戻らない場合、Excelの設定に問題がある可能性があります。この場合、Excelの「オプション」設定を確認して、マウスやタッチパッドのズーム設定を無効にすることが効果的です。
Excelで設定を変更する手順は以下の通りです。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「詳細設定」タブを選び、「編集オプション」セクションで「ホイールを使ってズーム」をオフにします。
まとめ
Excelで矢印が大きくなってしまった場合は、ズーム機能が誤って有効になったことが原因である可能性が高いです。マウスのホイールやExcelの表示設定を調整することで、簡単に元の状態に戻すことができます。また、ズーム機能を無効にする設定を行うことで、今後の誤操作を防ぐことができます。


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