Windows 11への移行後にExcelファイルを開く際に「ファイル形式またはファイル拡張子が正しくありません」というエラーが発生する問題を解決する方法を紹介します。特に、Excel365で作成した.xlsxファイルを外付けSSDに保存し、再度開こうとするとエラーが発生する場合に有効な対策を解説します。
1. ファイルの拡張子が正しいか確認する
まず、ファイルの拡張子が正しいかを確認しましょう。正しい形式は「.xlsx」です。もし拡張子が「.xls」などに変更されている場合、Excelは正しく開けません。ファイルのプロパティを確認し、拡張子が「.xlsx」に設定されているか確認してください。
2. Excelの設定を確認する
Excelの設定が原因でファイルが開かないこともあります。Excelのオプションで「信頼性の高い場所」や「マクロの設定」を確認し、セキュリティレベルが過度に高く設定されていないか確認しましょう。また、Excelの修復機能を使用することで問題が解決する場合もあります。
3. 外付けSSDの問題を確認する
外付けSSDの接続状態やファイルシステム(NTFS、FAT32など)が原因で、ファイルが正しく保存できていない場合があります。ディスクのエラーチェックを行い、問題がないか確認してください。
4. Windows 11の互換性設定を調整する
Windows 11では、古いバージョンのソフトウェアとの互換性の問題が発生することがあります。Excelファイルを開けない場合、互換性モードでExcelを実行することで問題が解決することがあります。ファイルを右クリックして「プロパティ」から「互換性」タブを開き、「互換モードでこのプログラムを実行」にチェックを入れてみましょう。
まとめ
Excelファイルの拡張子エラーを解決するためには、拡張子やExcelの設定を確認し、外付けSSDの問題やWindows 11の互換性設定を見直すことが重要です。これらの方法を試すことで、エラーが解消され、ファイルを正常に開けるようになるでしょう。


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