月別作業時間の棒グラフで縦軸を10時間単位にする方法【Excel】

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Excelで月別作業時間を棒グラフにする際、縦軸の時間設定に困ることがあるかもしれません。特に、作業時間を「60:00」などの時間と分の形式で入力した場合、縦軸が12時間単位になってしまう問題に直面することがあります。この問題を解決するためには、適切な縦軸の設定方法を理解する必要があります。本記事では、その解決策をご紹介します。

Excelで作業時間を「時間:分」形式で入力する方法

まず、作業時間を「60:00」のように時間と分で入力する方法を確認しましょう。Excelでは時間の入力は「hh:mm」の形式で行います。作業時間が長時間にわたる場合、24時間を超える時間を入力することが可能です。

例えば、40時間を入力する場合、「40:00」と入力し、その後でセルの書式設定を行います。セルを右クリックし、「セルの書式設定」を選択し、「ユーザー設定」から「[h]:mm」を選択することで、24時間以上の作業時間を正しく表示できます。

縦軸の目盛りを「10時間」単位に設定する方法

次に、作業時間の棒グラフで縦軸を「10時間」単位に設定する方法を説明します。通常、Excelでは縦軸が自動的に時間に合わせて設定されますが、この設定を変更することで希望の目盛りに調整できます。

縦軸を「10時間」単位にするには、グラフを選択し、縦軸を右クリックします。「軸の書式設定」を選び、「軸のオプション」から「主単位」を「10」に変更します。この設定により、縦軸が10時間ごとに表示されるようになります。

作業時間を10時間単位で表示するための注意点

作業時間を「10時間」単位に表示するためには、いくつかの注意点があります。まず、縦軸に時間の単位が適切に設定されていることを確認することが重要です。例えば、「[h]:mm」の形式で作業時間が表示されているかを確認し、縦軸の目盛りを変更することで、視覚的に10時間ごとに分けて表示できるようになります。

また、作業時間が非常に長時間にわたる場合は、データが正しく表示されるように、グラフの範囲や縦軸の範囲を適切に設定することも忘れないようにしましょう。

具体例: 月別作業時間を棒グラフで表示する手順

実際に月別作業時間を棒グラフで表示する手順を紹介します。まず、作業時間を入力したデータを用意します。例えば、1月から12月までの各月の作業時間を入力します。

次に、そのデータを選択し、「挿入」タブから「棒グラフ」を選びます。グラフが作成されたら、縦軸の書式設定を行います。縦軸を右クリックし、「軸の書式設定」を選択し、「主単位」を10時間に設定します。これで、月別作業時間が10時間ごとに分けて表示されます。

まとめ

Excelで月別作業時間を棒グラフにする際、縦軸を10時間単位に設定する方法を理解しておくと、グラフがより見やすくなります。作業時間の入力方法や縦軸の設定方法を適切に行うことで、効率的に作業時間を視覚化することができ、分析にも役立ちます。ぜひ、これらの手順を試して、より使いやすいグラフを作成してください。

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