SES(システムエンジニアリングサービス)としてキャリアアップを目指す方にとって、特に開発業務への移行は大きな目標となります。しかし、通勤時間が長かったり、平日には時間が取れない場合でも、休日を有効に活用し、効率よくスキルアップする方法はあります。本記事では、開発に携わるための勉強方法やおすすめの書籍、さらに通勤時間を活かす方法について紹介します。
1. 限られた時間で効率よく学習する方法
通勤時間が片道1時間あるとのことですが、その時間を学習に充てる方法としては、まずは「聞くだけで学べる教材」を利用するのが効果的です。ポッドキャストやYouTubeなどでプログラミングの解説を聞いたり、インタビュー形式で業界の動向を知ることができます。また、プログラミング学習の基礎的な理論やアルゴリズムを学ぶために、音声での教材を活用することが勉強に繋がります。
さらに、通勤中に学習アプリを使って基礎的なプログラムを組む練習をするのも有効です。アプリを活用すれば、手を動かさずともコードに触れることができるため、学習効率が上がります。
2. 休日を使った勉強法
仕事後に勉強する時間がない場合、休日をフル活用しましょう。まずは、開発業務に必要な基本的なスキルを身につけるために、基礎的なプログラミング書籍やチュートリアルを使うと良いでしょう。最近はオンラインでの無料コースや動画チュートリアルが豊富にあります。
おすすめの書籍としては、「独習Java」「スラスラわかるPython」「新・明解C++入門」など、初心者向けのものを選び、コードを書く実践を積んでいくと良いでしょう。体系的に学べる教材で基礎を学び、その後は実際に小さなプロジェクトを作っていくことで、スキルが向上します。
3. 上流工程に携わるために必要な知識
将来的に上流工程に携わるためには、プログラミングスキルだけでなく、システム設計や要件定義などの知識も求められます。これを学ぶためには、まずはソフトウェア開発の全体像を理解することが重要です。開発ライフサイクルやアジャイル開発など、プロジェクトの進行方法に関する知識を深めていきましょう。
オンライン講座(UdemyやCourseraなど)を活用して、システム設計やプロジェクト管理に関連するコースを受講するのも有効です。これにより、実際の開発プロジェクトで上流工程に必要なスキルが身につきます。
4. モチベーション維持のための勉強法
勉強を続けるためには、モチベーションの維持が重要です。まずは自分の目標を明確にし、具体的な成果物(アプリやシステムの完成)を目指して学習することが有効です。また、進捗を記録することで、達成感を得ることができます。
同じような目標を持つ仲間と勉強会を開くのもモチベーションを保つ良い方法です。オンラインで勉強会を開いたり、プログラミングに関するフォーラムやSNSで情報を交換することも、刺激を受けながら学ぶ助けになります。
まとめ
SESから開発職へのキャリアアップを目指すためには、限られた時間を有効に使い、勉強を続けることが大切です。通勤時間を活かすための音声教材やアプリの活用、休日をフルに活用した書籍やチュートリアルでの学習、上流工程に必要な知識を学ぶことが効果的です。さらに、モチベーションを保つために、目標を明確にし、進捗を管理することで、キャリアアップへの道が開けるでしょう。


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