ライノセラスでC型のチューブオブジェクトを固定する方法とその考慮点

CAD

ライノセラス(Rhinoceros)でCのようなチューブ形のオブジェクトを作り、回転を防ぐ方法を探している方へ。オブジェクトの重心を意図的に配置することで、支点を中心に振れないようにする方法について詳しく解説します。

オブジェクトの重心配置と回転防止

C型のチューブオブジェクトを作成し、回転を防ぐためには、重心の配置が重要です。まず、オブジェクトの中心より下に重心があるように作図した場合、重心が下にあるだけでは左右にぶらぶらと振れることがあります。これは、支点がオブジェクトの中心より上にあるため、振れ幅が大きくなり、意図した固定状態になりません。

この問題を解決するためには、オブジェクトの重心を意図的に偏らせる方法が考えられます。特に、左右のどちらかに体積重心を偏らせることによって、反対側への振れを抑えることができます。

体積重心を偏らせて振れを抑える方法

オブジェクトの重心を左右どちらかに偏らせることで、反対側の振れを最小限に抑えることが可能です。具体的には、Cの形状を作成した後、形状の一部を調整して、左右の体積が均等でないようにします。これにより、振れを予防し、固定状態をより安定させることができます。

この方法を実現するには、ライノセラスでの重心の表示を活用し、オブジェクトのどの部分が振れやすいかを確認しながら調整を行うことが大切です。

Cの最後(書き終わり部分)を扇状にする方法

別の方法として、Cの最後(書き終わり部分)の形状を扇状にすることで、ホールドするような固定力を得ることができます。この形状の変更によって、オブジェクトの一部分が自然に支点を中心に回転せずに固定されるようになります。

扇状の形状にすることで、オブジェクトの最後の部分が広がり、安定感が増すため、振れを抑えた固定が可能になります。

まとめとアドバイス

ライノセラスでC型のチューブオブジェクトを回転させずに固定する方法としては、オブジェクトの重心を左右に偏らせる方法と、Cの最後を扇状にする方法が有効です。どちらの方法を採用するかは、オブジェクトの用途やデザインに応じて選んでください。また、ライノセラスの機能を活用して、重心やオブジェクトのバランスを確認しながら調整を行うことが重要です。

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