Windows 11で藤碁盤をJavaで動作させる方法とトラブルシューティング

Java

藤碁盤は、囲碁のプレイを楽しむためのJavaアプリですが、Windows 11環境で動作しない問題に直面することがあります。この記事では、JavaFXが削除されている問題や、OpenJDKとJavaFXの設定方法を解説し、藤碁盤を正常に動作させるための手順を紹介します。

1. JavaFXの問題と解決方法

Java 8以降、JavaFXがJDKから削除されたため、藤碁盤をJava 8以降で動作させるためには、JavaFXのライブラリを手動で追加する必要があります。エラーメッセージに「JavaFXはJDK 8から削除されました」と表示される場合、このライブラリが不足していることが原因です。

2. OpenJDK 17とJavaFXのインストール手順

藤碁盤を動作させるためには、OpenJDK 17をインストールし、JavaFXを設定する必要があります。まず、AdoptiumからOpenJDK 17をダウンロードしてインストールします。

その後、JavaFXをインストールします。インストールが完了したら、コマンドプロンプトで以下のようにコマンドを実行してJavaFXのパスを設定します。

set PATH_TO_FX=C:\path\to\javafx-sdk-17\lib

ここで、`PATH_TO_FX`はJavaFX SDKのインストールディレクトリを指します。

3. startFujiGoban.batの設定

次に、`startFujiGoban.bat`を設定します。このバッチファイルを使って藤碁盤を起動するには、`java –module-path`オプションを適切に指定する必要があります。`startFujiGoban.bat`の内容を以下のように設定します。

java --module-path %PATH_TO_FX% --add-modules javafx.controls,javafx.fxml -jar FujiGoban2.jar

これで、バッチファイルをダブルクリックして藤碁盤が起動するはずです。

4. コマンドプロンプトでの起動方法

もし、バッチファイルで起動しない場合は、コマンドプロンプトから直接実行することもできます。以下のコマンドを実行して、藤碁盤を手動で起動してみましょう。

java --module-path %PATH_TO_FX% --add-modules javafx.controls,javafx.fxml -jar FujiGoban2.jar

これで、JavaFXのエラーが解消され、藤碁盤が正常に動作するはずです。

まとめ

Windows 11で藤碁盤を正常に動作させるためには、OpenJDK 17とJavaFXの設定が必要です。JavaFXが削除されているため、手動で追加し、適切なコマンドを実行することで、藤碁盤を無事に動作させることができます。もし問題が解決しない場合は、設定を再確認し、エラーメッセージに従って適切に対処しましょう。

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