PostgreSQLのDISTINCTとDISTINCT ONの違いとAccessのDISTINCTROWの対応方法

Microsoft Access

プログラム初心者の方が、他人が作ったAccessのプログラムをPostgreSQLに移行する際、特に「DISTINCTROW」をPostgreSQLでどのように扱うかについて疑問を抱いていることがあります。この記事では、Accessの「DISTINCTROW」に対応するPostgreSQLの機能について解説します。

AccessのDISTINCTROWとは?

Accessの「DISTINCTROW」は、重複する行を取り除く際に、特定のフィールドに基づく重複を排除するのではなく、行全体が同一かどうかを基準に重複を取り除きます。このため、同じ値を持つ列が含まれていても、全体の行が異なる場合はその行は排除されません。

AccessのSQL文で「DISTINCTROW」を使用することで、完全に同じ行を排除することができます。

PostgreSQLのDISTINCTとDISTINCT ONの違い

PostgreSQLには「DISTINCT」と「DISTINCT ON」という2つの方法があり、これらは似ていますが動作に違いがあります。

  • DISTINCT: これはSQLの標準的なキーワードで、選択したカラムの全ての重複行を削除します。例えば、特定の列に対して重複するデータを排除したい場合に使用されます。
  • DISTINCT ON: これはPostgreSQL特有の拡張機能で、特定のカラムを基準にして、その他のカラムの最初の値を選択します。これにより、特定のキーでグループ化した後、そのキーに関連する最初のレコードを選択することができます。

もし「DISTINCTROW」に相当する機能をPostgreSQLで使いたいのであれば、複数のカラムを「DISTINCT ON」で指定する方法が適しています。

PostgreSQLでAccessのDISTINCTROWを再現する方法

PostgreSQLでは、Accessの「DISTINCTROW」に近い動作を実現するためには、次のように「DISTINCT ON」を使って指定することができます。

SELECT DISTINCT ON (column1, column2) * FROM table_name ORDER BY column1, column2, other_column;

上記のクエリでは、「column1」と「column2」に基づいて重複を排除し、それ以外のカラムに関しては最初に見つかった行を選択します。この方法で、複数のカラムを基準に重複を排除することができます。

まとめ

Accessの「DISTINCTROW」に該当するPostgreSQLの機能は「DISTINCT ON」です。これを使用することで、特定のカラムを基準に重複を排除し、最初に出現したレコードを選択することができます。AccessからPostgreSQLへの移行を行う際には、この違いを理解し、適切にSQL文を変更することが重要です。

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