LibreOffice Calcでカーソル移動のみを行う方法

Office系ソフトウェア

LibreOffice Calcでマクロを使ってセルにカーソルを移動させる方法について、選択を解除し、移動だけを行う方法を解説します。質問者様のように、セルを選択してしまうと、Tabキーで隣のセルに移動できなくなる問題を解決するための方法を紹介します。

セルの移動のみを行う方法

LibreOffice Calcでは、セルを移動させる際に、選択を行うコードを使用すると、セルが選択された状態になります。これにより、Tabキーで次のセルに移動できなくなります。セルの移動だけを行うには、選択を解除した状態でカーソルを移動させる必要があります。

以下のようなコードを使うことで、セルを移動させることができますが、選択はされません。

oCell1 = ThisComponent.Sheets(0).getCellRangeByName("A1")
ThisComponent.CurrentController.setActiveCell(oCell1)

このコードでは、指定されたセル(この例ではA1)にカーソルを移動させますが、セルは選択されません。

選択を解除してカーソル移動のみを実行する

また、以下のコードを使用すると、セルを選択せずに移動することができます。

oCell1 = ThisComponent.Sheets(0).getCellRangeByName("A1")
ThisComponent.CurrentController.select(oCell1)
ThisComponent.CurrentController.clearSelection()

このコードは、最初にセルを選択し、次に選択を解除することで、カーソルのみを移動させ、Tabキーで隣のセルに移動できる状態にします。

他の操作に関して

LibreOffice Calcでのマクロに関しては、カーソル移動以外にもさまざまな操作を組み合わせることができます。例えば、セルの値を設定する、セルを強調表示する、などの操作が可能です。マクロを使うことで、より効率的に作業を進めることができます。

まとめ

セルを選択せずにカーソルを移動させるためには、選択を解除するコードを追加する必要があります。これにより、Tabキーで次のセルにスムーズに移動できるようになります。LibreOffice Calcのマクロを駆使することで、作業の効率化が図れるでしょう。

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