実家のWindows 10 ProパソコンでExcelを使って表を作成し、遠隔地のWindows 11 Proパソコンから操作する方法について、リモートデスクトップを使った手順をご紹介します。リモートデスクトップは未経験の方にも分かりやすく解説しますので、安心して試してみてください。
リモートデスクトップの準備:Windows 10 ProとWindows 11 Proで使える機能
リモートデスクトップは、Windows 10 ProやWindows 11 Proに標準で搭載されている機能です。この機能を使うことで、インターネット経由で別のパソコンを操作できます。まず、リモート接続を行うためには、両方のパソコンがインターネットに接続されている必要があります。
Windows 10 Proのパソコンでは、「リモートデスクトップ」機能を有効にする必要があります。これを設定することで、他のPCからアクセスできるようになります。
リモートデスクトップの設定方法(Windows 10 Pro)
1. 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」を開きます。
2. 「システム」を選択し、左側のメニューから「リモートデスクトップ」をクリックします。
3. 「リモートデスクトップを有効にする」をオンにします。
4. 設定が完了したら、表示されるPC名をメモしておきます。このPC名を使って、Windows 11のパソコンからリモート接続します。
さらに、リモートデスクトップ接続にはインターネット接続のセキュリティを考慮し、VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用することをおすすめします。
Windows 11 ProからWindows 10 Proへ接続する方法
Windows 11 Proのパソコンから、設定したWindows 10 Proのパソコンへリモートデスクトップで接続する方法は以下の通りです。
1. 「スタート」ボタンをクリックし、「リモートデスクトップ接続」と検索します。
2. リモートデスクトップ接続を開きます。
3. 「コンピュータ」にWindows 10 ProのPC名を入力します(先ほどメモしたPC名)。
4. ユーザー名とパスワードを入力し、「接続」をクリックします。
接続が成功すると、Windows 10 Proのデスクトップ画面が表示され、Excelを使用して表の作成や操作が可能になります。
リモートデスクトップのトラブルシューティング
リモートデスクトップを使う際に、接続ができない場合があります。以下のトラブルシューティングを試してください:
1. **ファイアウォールの設定**:Windowsのファイアウォールやセキュリティソフトがリモート接続をブロックしている場合があります。ファイアウォール設定でリモートデスクトップの通信を許可する必要があります。
2. **ネットワーク接続**:両方のPCがインターネットに正常に接続されているか確認してください。特にWi-Fi接続では接続の安定性に注意が必要です。
まとめ
Windows 10 ProとWindows 11 Pro間でのリモートデスクトップ接続は、Excelを使った表の作成を遠隔で行う際に非常に便利な方法です。設定をしっかりと行うことで、自宅やオフィスから簡単に他のPCを操作することができます。もし接続に問題が発生した場合は、ネットワークやセキュリティ設定を再確認し、トラブルシューティングを行ってください。


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