LibreOffice Calcで複合グラフを作成する際、縦棒と折れ線グラフを組み合わせて表示したい場合がありますが、折れ線グラフを複数表示するには少し工夫が必要です。ここでは、折れ線グラフを2本表示する方法について詳しく解説します。
複合グラフの作成手順
まず、データを準備してからグラフを作成する必要があります。以下の手順で進めていきましょう。
- 必要なデータをExcelのシートに入力します。例えば、縦棒グラフとして表示したいデータと、折れ線グラフとして表示したいデータを別々の列に入力します。
- データを選択した後、「挿入」タブから「グラフ」を選びます。
- グラフタイプで「複合グラフ」を選びます。ここで、縦棒と折れ線の組み合わせを選択します。
この時点では、デフォルトでは1本の折れ線グラフしか表示されません。
複数の折れ線グラフを表示する方法
複数の折れ線グラフを表示させるためには、次の手順を試してください。
- グラフを選択した状態で、「データ範囲」をクリックし、「データ系列」タブを選びます。
- ここで、折れ線グラフを追加したいデータ系列を選択し、「系列の種類」を「折れ線」に変更します。
- 複数のデータ系列を「折れ線」に変更することで、折れ線グラフを2本以上表示させることができます。
この方法で、複数の折れ線グラフを表示できるようになります。
グラフの編集と調整
複数の折れ線グラフを表示した後は、グラフのスタイルや色を変更することで、見た目を調整できます。例えば、折れ線グラフの色を変更したり、線の太さを調整することができます。
- グラフ内の折れ線を右クリックし、「データ系列の書式設定」を選びます。
- ここで、線の色や太さを変更して、見やすいグラフに仕上げましょう。
まとめ
LibreOffice Calcでは、複合グラフを作成する際に折れ線グラフを複数表示するのが少し手間ですが、適切なデータ系列の変更と設定で簡単に実現できます。グラフのカスタマイズを行うことで、さらに視覚的にわかりやすいグラフを作成することができます。ぜひ、上記の手順を試してみてください。


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