NovelAIを使って画像を生成しようとしても、プロンプト通りの結果にならないことがあります。これは、AIの特性やプロンプトの書き方に原因がある場合が多いです。本記事では、NovelAIで思い通りの画像を生成するためのコツを詳しく解説します。
NovelAIでプロンプト通りに画像が生成されない理由
NovelAIでプロンプトが正しく反映されない理由はいくつか考えられます。
- プロンプトの記述方法が適切でない
- 強調の方法が間違っている
- AIの特性上、ランダム性が強く影響する
- ネガティブプロンプトが不足している
プロンプトの正しい書き方
① カッコの使い方を工夫する
NovelAIでは、プロンプト内の特定の要素を強調するためにカッコ(( ))や角カッコ([ ])を使用します。
- (ワード):少し強調
- ((ワード)):強く強調
- [ワード]:弱める
例:「((blue eyes)), long hair, smiling」
② 詳細な指示を入れる
短いプロンプトでは意図が伝わりにくいため、できるだけ詳細に記述しましょう。
- キャラクターの特徴(例:「blonde hair, blue eyes, wearing a red dress」)
- ポーズ(例:「standing, looking to the left」)
- 背景(例:「beautiful sunset, city skyline」)
③ ネガティブプロンプトを活用する
意図しない要素が出てくる場合は、ネガティブプロンプトを使用して排除できます。
- 「blurry, deformed, extra limbs, wrong hands, text」
- 「low quality, low resolution」
シード値やモデル設定を調整する
① シード値を変更する
シード値を固定すると、同じ画像が再生成されるため、異なるバリエーションを作りたい場合は「Randomize Seed」を有効にしましょう。
② サンプラーを変更する
NovelAIでは、サンプラーによって画像の生成方法が異なります。「Euler」「DDIM」などを試しながら、最適な設定を探してください。
③ ステップ数を調整する
ステップ数が少ないと、AIの精度が低くなるため、40~50程度に設定すると安定した結果が得られます。
まとめ|プロンプト通りに画像を生成するためのポイント
NovelAIで思い通りの画像を作成するために、次のポイントを押さえましょう。
- カッコを適切に使って強調・弱調を調整
- 詳細なプロンプトを書き、キャラクターの特徴を明確にする
- ネガティブプロンプトを活用し、不要な要素を排除する
- シード値やサンプラーを変更して試行錯誤する
これらのテクニックを活用し、理想的な画像を生成できるように試してみてください。
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