Dii Osmopocket3で撮影した4K動画をダヴィンチリゾルブで編集する際、画質が落ちてしまう問題が発生することがあります。この問題は、エクスポート設定やプロジェクト設定、さらには編集時の設定が影響している可能性があります。この記事では、画質を保ったまま編集を行うための解決策を紹介します。
オズポケの設定確認とダヴィンチリゾルブの設定
まず、オズポケの撮影設定を確認します。オズポケ3では、4K解像度で60fps、D-logMカラーでの撮影が可能です。しかし、ダヴィンチリゾルブでの編集時にこの設定が適切に反映されない場合があります。
まず、ダヴィンチリゾルブのプロジェクト設定を確認しましょう。プロジェクトの解像度がオズポケの解像度(4K)に一致しているかを確認し、フレームレート(60fps)も一致させておくことが重要です。これにより、元の画質を保ちながら編集を進めることができます。
カラーマネジメント設定の見直し
D-logMカラーは、広いダイナミックレンジを持つログ形式のカラープロファイルです。この設定を正しく処理するためには、ダヴィンチリゾルブでのカラーマネジメント設定を適切に行う必要があります。
プロジェクト内で使用するカラープロファイルを適切に設定することで、色補正やダイナミックレンジの劣化を防ぐことができます。オズポケのD-logMに対応するカラースペース(例えば、DaVinci Wide Gamut)を設定することをおすすめします。
エクスポート設定の最適化
編集後のエクスポート時に画質が落ちる原因の一つは、エクスポート設定が適切でないことです。特に圧縮設定やフォーマットの選択が影響します。
エクスポート時に、ビットレートを高めに設定し、圧縮を最小限に抑えることで、画質を保つことができます。H.264やH.265の圧縮形式を使用する際には、適切なビットレートを設定することが重要です。また、解像度も4Kでエクスポートすることを忘れないようにしましょう。
インスタ用に最適化する際のポイント
インスタ用に動画を最適化する際は、解像度やフレームレートを変更することがありますが、画質をできるだけ損なわないようにするために、最適な設定を選ぶことが大切です。
インスタの推奨設定に従いつつ、元の画質を維持するためには、エクスポート設定で解像度を変更した場合でも、適切な圧縮とビットレートを使用することが求められます。
まとめ
Dii Osmopocket3で撮影した4K動画をダヴィンチリゾルブで編集する際に画質が落ちる問題は、プロジェクト設定、カラーマネジメント、エクスポート設定が原因となっていることが多いです。これらの設定を適切に行うことで、画質を保ったまま編集が可能となります。さらに、インスタ用に最適化する際にも、適切な設定を行うことが重要です。


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