AirPods ProをWindows 10のノートパソコンに接続して使用している際に、動画再生中に音が出ているものの、動画を閉じると音が途切れてしまう、あるいは接続はされているのに音が出ないという問題が発生することがあります。こうした問題に直面した場合、いくつかの原因と解決策が考えられます。
原因となる可能性のある設定
この問題は主に以下のような原因が考えられます。Bluetooth接続の不安定さ、設定ミス、ドライバの問題などが影響している場合があります。まず、確認するべきポイントは、AirPods Proの接続設定やWindowsの設定、そしてドライバのバージョンです。
特に「省電力モード」が影響を与える場合もありますが、すでに省電力モードを使用していないということなので、次に行うべき対処を順番に解説します。
Bluetoothドライバのアップデートと再インストール
まず、Bluetoothのドライバが古い場合、接続不良や音声の途切れが発生することがあります。Windowsのデバイスマネージャーから「Bluetooth」を選択し、最新のドライバがインストールされているかを確認してください。もし古い場合は、ドライバを更新するか、一度アンインストールして再インストールすることをおすすめします。
また、Windowsアップデートが未完了である場合も、最新のパッチが適用されていないことが原因になることがあります。アップデートを適用し、再度接続を試みてください。
AirPods Proの設定確認
AirPods Proを接続した際に、Windows側のオーディオ設定が正しく選択されていない場合も、音が出ない問題の原因となります。オーディオ設定を開き、「再生デバイス」のリストからAirPods Proが選択されていることを確認してください。
また、音量がミュートになっていないか、音量設定が適切であることも再確認してください。音が出ていない場合、デバイスを再接続してみると解決することがあります。
省電力設定の確認
省電力設定が無効であっても、Windowsには他にもバッテリー節約の設定があります。これらが原因で、接続が不安定になったり、音が切れることがあります。デバイスマネージャーでBluetoothのプロパティを確認し、バッテリー節約モードが有効になっていないか確認してください。これを無効にすることで、接続の安定性が改善されることがあります。
また、PCのバッテリーが低下していると、システムが自動的に省電力モードに切り替わることがありますので、十分に充電されている状態で使用することをおすすめします。
まとめ
AirPods ProがWindowsで音声が途切れる問題を解決するためには、まずBluetoothドライバやWindowsの設定を確認し、必要に応じてアップデートや再インストールを行うことが重要です。また、オーディオ設定を再確認し、音量が正しく設定されているかを確認してください。さらに、PCの省電力設定が影響していないか確認し、必要であればその設定を調整してください。
これらの対策を講じることで、接続の安定性が向上し、音声が途切れなくなります。もし問題が解決しない場合は、Bluetooth機器自体に問題がある可能性も考慮して、他のデバイスで試すことも有効です。

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