Windows 11をインストールした512GBのM.2 SSDから、容量が大きい4TBのM.2 SSDに移行する際、OSを新しいドライブにコピーする方法を詳しく解説します。ここでは、必要なツールと手順を紹介し、スムーズにデータ移行ができるようサポートします。
1. 必要なツールと準備
まずは、移行に必要なツールを準備します。以下のアイテムが必要です。
- 新しい4TBのM.2 SSD
- SSDクローンソフトウェア(例:Macrium Reflect、EaseUS Todo Backup、AOMEI Backupper)
- PCのM.2スロット(または外付けM.2ケース)
- バックアップ用の外部ストレージ(重要なデータを事前にバックアップするため)
また、クローン作業を行う前に重要なファイルをバックアップしておくことを強く推奨します。
2. SSDのクローン作業を開始する
次に、クローンソフトを使用して、Windows 11がインストールされたSSDを新しい4TBのSSDにコピーします。以下の手順に従ってください。
- クローンソフトをインストールし、起動します。
- 「ディスククローン」オプションを選択し、元の512GB SSDをソースディスク、新しい4TB SSDをターゲットディスクとして設定します。
- クローン作業を開始します。作業が完了するまで待ちます。通常、このプロセスには数時間かかることがあります。
これで、新しい4TB SSDにWindows 11が移行されます。注意:移行後、元のディスクをフォーマットしないようにしてください。
3. BIOS設定とブート順序の確認
クローン作業が完了したら、PCを再起動して、新しい4TB SSDから起動できるようにBIOS設定を確認します。手順は以下の通りです。
- PCを再起動し、BIOS/UEFIにアクセスします(通常、起動時にF2やDelキーを押す)。
- 「Boot Order」(ブート順序)メニューを開き、ターゲットディスク(4TB SSD)が最初に選ばれていることを確認します。
- 設定を保存して、PCを再起動します。
これで、新しいSSDからWindows 11が正常に起動するはずです。
4. 最後にチェックすべきポイント
新しいSSDにWindows 11が正常に移行されたかどうかを確認するために、以下の点をチェックしてください。
- デバイスマネージャーでストレージが正しく認識されているか。
- Windowsがスムーズに起動し、すべてのドライバが正常に動作しているか。
- 必要に応じて、ディスクの管理ツールを使ってパーティションを拡張し、4TBのディスク容量を最大限活用します。
5. まとめ:Windows 11のSSDクローン移行
Windows 11を新しい4TB SSDに移行するプロセスは、クローンソフトを使うことで比較的簡単に行うことができます。作業中は注意深く進め、重要なデータは事前にバックアップしておくことが大切です。
これで、新しいSSDにWindows 11を移行し、快適なPCライフを楽しむ準備が整いました。
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