MacとiPadをSidecarで接続し、iPadをペンタブとして使おうとする際に発生する問題はよくあります。特に、iPad側をタップしても反応せず、書けないという場合、いくつかの設定や確認ポイントがあります。この記事では、Sidecarを使ってiPadをペンタブとして活用するための設定方法とトラブルシューティングを紹介します。
1. Sidecarの基本設定を確認する
まずは、Sidecarが正しく設定されているか確認しましょう。MacとiPadが同じApple IDでサインインしている必要があります。また、Bluetoothが有効で、Wi-FiまたはUSBで接続されているか確認します。設定方法としては、Macで「システム環境設定」→「ディスプレイ」からiPadを選択し、接続を確認します。
この時点で、画面がミラーリングされるはずですが、タッチ機能やペン入力ができない場合もあります。次に、以下の設定を確認します。
2. iPadの設定を確認する
iPadでペンタブとしての使用を有効にするために、iPad側の設定も重要です。iPadの「設定」→「Apple Pencil」を開き、「Apple Pencilで描画」をオンにしていることを確認します。また、iPadをMacに接続した際、画面共有が正しく動作しているかも確認してください。
これでタッチや描画機能が有効になるはずですが、問題が解決しない場合、iPadのソフトウェアが最新であることを確認してください。
3. Mac側の設定を確認する
Mac側でも確認が必要です。特に、Macの「システム環境設定」→「Apple Pencil」を選び、Apple Pencilやタッチ操作が無効になっていないか確認します。また、Macのタッチ設定で「マウスとトラックパッド」が有効になっているか確認することも重要です。
さらに、Sidecarの動作を最適化するために、Macのグラフィック設定も確認します。特に、最新のmacOSバージョンを使っている場合、設定が変更されることがあるため、macOSを最新にアップデートすることをおすすめします。
4. トラブルシューティング
もし、上記の設定をすべて確認しても問題が解決しない場合、以下のトラブルシューティングを試してみてください。
- iPadとMacを再起動し、再度接続を試みる。
- iPadをUSBで直接接続してみる。
- BluetoothやWi-Fiの接続設定を一度リセットし、再接続する。
- Sidecarの設定を一度解除してから再設定してみる。
まとめ
Sidecarを使ってiPadをペンタブ代わりにする際には、iPadとMac両方の設定が正しく行われていることが重要です。もしタッチや描画ができない場合、接続設定やソフトウェアの更新を確認し、再接続やトラブルシューティングを試みてください。これらのステップを試すことで、スムーズにiPadをペンタブとして使用できるようになるはずです。


コメント