Wordでフリーフォントを使った文書を共有する際の注意点【フォントがインストールされていない場合の影響】

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Word文書にフリーフォントを使用して作成した場合、そのフォントが相手のPCにインストールされていないと、表示が崩れたり、不具合が発生することがあります。特に、Web上からインストールした「源暎こぶり明朝」などのフォントを使用した場合、どのような影響が出るのか、そしてその対策について解説します。

フリーフォントを使う際の注意点

Wordで「源暎こぶり明朝」などのフリーフォントを使用して文書を作成した場合、そのフォントが相手のPCにインストールされていないと、文書を開いたときにフォントが正しく表示されない可能性があります。通常、Microsoft Wordは使用されているフォントがPCにインストールされていない場合、代わりのフォントに置き換えますが、その場合、レイアウトやデザインが崩れてしまうことがあります。

したがって、相手に文書を送る際には、フォントに関する問題が起こらないようにするために、いくつかの方法があります。

相手のPCにフォントがインストールされていない場合の影響

フォントがインストールされていない場合、次のような影響が出ることがあります。

  • フォントの代替:Wordは使用されたフォントを代替フォントに置き換えますが、これによって文字のサイズや行間、デザインが崩れる可能性があります。
  • レイアウト崩れ:代替フォントに変わることで、レイアウトが大きく崩れることがあります。特に、カスタムデザインや特定のフォントを使ったスタイルの場合、見た目が大きく変わることも。
  • 読みづらさ:代替フォントが見た目やサイズ感に合わない場合、読みづらく感じることもあります。

解決策:フォントを埋め込む方法

相手のPCにフォントがインストールされていない場合の解決策として、Word文書にフォントを埋め込むことができます。これにより、相手のPCにフォントがインストールされていなくても、文書を開いた際にフォントが正しく表示されるようになります。

フォントを埋め込む方法は、次の通りです。

  • ファイルタブを開く:Wordのファイルメニューを開き、「オプション」を選びます。
  • 「保存」設定を選択:「保存」タブを選び、下にスクロールして「フォントを文書に埋め込む」のオプションを選択します。
  • 埋め込み設定を行う:「TrueTypeフォントを埋め込む」を選択し、文書内で使用したすべてのフォントを埋め込むようにします。

これにより、相手のPCにフォントがインストールされていなくても、正しいフォントが表示されるようになります。

代替手段:PDF形式で送る

もし、Word文書のレイアウトやフォントがどうしても重要で、相手のPCにフォントをインストールできない場合は、PDF形式で文書を送ることをお勧めします。

PDF形式で保存すれば、文書内に使用されたフォントがすべて埋め込まれ、相手のPCにフォントがインストールされていなくても、レイアウトが崩れることなく正しく表示されます。PDFに変換するには、「ファイル」→「名前を付けて保存」→「PDF」で保存することができます。

まとめ

「源暎こぶり明朝」などのフリーフォントを使用して作成したWord文書を他の人と共有する際、相手のPCにそのフォントがインストールされていないと、文書の表示に不具合が発生することがあります。これを防ぐためには、フォントを文書に埋め込むか、PDF形式で送る方法が有効です。

もし、文書のレイアウトを正確に伝えたい場合や、相手にフォントをインストールしてもらいたくない場合は、PDF形式で保存して送るのが最も簡単で確実な方法です。

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