Excel関数で1年間の合計ポイント数を計算し、自動でリセットする方法

Excel

Excelを使用して、特定の期間内(例:2025年4月1日~2026年3月31日)の合計ポイント数を計算し、その期間を過ぎたら自動的にポイント数を0にする方法を解説します。この方法を使用すれば、毎年のポイント管理が簡単になります。

Excelで指定期間内の合計ポイント数を計算する方法

Excelでは、SUMIFS関数を使って、特定の期間内の合計ポイント数を計算できます。SUMIFS関数は、指定した範囲内で条件を満たす数値を合計することができ、複数の条件を指定することも可能です。

例えば、2025年4月1日から2026年3月31日までの間に記録されたポイントを合計する場合、次のような式を使います。

=SUMIFS(ポイント範囲, 日付範囲, ">=2025/4/1", 日付範囲, "<=2026/3/31")

この式では、指定した「日付範囲」のセルが2025年4月1日から2026年3月31日までの期間に収められたポイントだけを合計します。

Excelで期間を過ぎたら自動的に合計ポイント数をリセットする方法

指定した期間を過ぎたら合計ポイント数を自動的に0にするためには、IF関数とTODAY関数を組み合わせて使用することができます。TODAY関数は、現在の日付を返す関数です。

次の式を使用することで、現在の日付が2026年3月31日を過ぎている場合、自動的に合計ポイント数が0にリセットされます。

=IF(TODAY() > DATE(2026, 3, 31), 0, SUMIFS(ポイント範囲, 日付範囲, ">=2025/4/1", 日付範囲, "<=2026/3/31"))

この式は、もし現在の日付が2026年3月31日を過ぎている場合、合計ポイント数を0に設定し、それ以外の場合には指定した期間内のポイントを合計します。

日付やデータ範囲を柔軟に設定する方法

上記の式を利用すると、特定の期間に関して自動的に合計ポイント数をリセットできますが、日付を柔軟に変更できるように設定しておくと便利です。

例えば、開始日や終了日を別のセルに入力し、そのセルを参照する形にすることで、毎年の期間設定を簡単に変更できます。次のようにセルを利用した設定にすると、日付を変更するだけで自動的に合計ポイント数を計算できます。

=IF(TODAY() > B2, 0, SUMIFS(ポイント範囲, 日付範囲, ">="&B1, 日付範囲, "<="&B2))

ここで、B1セルには開始日(例:2025/4/1)、B2セルには終了日(例:2026/3/31)を入力し、その日付範囲に基づいて合計ポイント数を計算します。

まとめ:Excelで自動的にポイントをリセットする方法

Excelを使って、指定された期間内の合計ポイント数を計算し、その後自動的にポイントを0にリセットする方法について解説しました。SUMIFS関数とIF関数、TODAY関数を活用することで、毎年のデータ管理を効率化することができます。

これにより、特定の期間内のポイント数を簡単に集計し、期間を過ぎたら自動でリセットされるので、手動での管理が不要になります。データ範囲や日付をセル参照にすることで、柔軟に設定変更ができる点も非常に便利です。

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