エクセルで小数点以下を切り捨てて「.0」を表示させたい場合、セルの書式設定や関数を利用する方法があります。この記事では、簡単にできる方法を解説します。
小数点以下を切り捨てて.0にする方法
エクセルで小数点以下を切り捨てるためには、「切り捨て」の関数を使ったり、セルの書式設定で表示形式を調整する方法があります。最も簡単なのは、「切り捨て」関数や「書式設定」を活用することです。
方法1:切り捨て関数を使う
エクセルの「TRUNC」関数を使用することで、小数点以下を切り捨てて整数部分だけを表示することができます。
=TRUNC(A1,0)
この関数は、セルA1の値から小数点以下を切り捨てて、整数だけを表示します。結果として、.0という表示になります。
方法2:セルの書式設定を変更する
もう一つの方法は、セルの書式設定を変更することです。これにより、小数点以下を切り捨てて表示することができます。
- セルを選択し、右クリックして「セルの書式設定」を選択。
- 「表示形式」タブから「数値」を選び、桁数を「0」に設定。
- OKを押すと、小数点以下が表示されず、「.0」として表示されます。
この方法では、数値自体を変更することなく、表示だけを調整できます。
方法3:ROUND関数を使って小数点を指定して切り捨てる
小数点以下を切り捨てて「.0」にするだけでなく、特定の桁数に丸める場合は「ROUND」関数を使うこともできます。例えば、1.2345という値を小数点以下1桁に丸める場合、以下のようにします。
=ROUND(A1,1)
これにより、1.2という値が得られ、小数点以下の桁数を制御できます。
まとめ:エクセルで小数点以下を切り捨てて.0にする方法
エクセルで小数点以下を切り捨てて「.0」と表示させる方法には、関数を使用する方法やセルの書式設定を変更する方法があります。必要に応じて、適切な方法を選んで実行し、データの表示を調整してください。


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