ExcelでCOLUMN関数を使い、2列おきに番号を入力する方法

Excel

Excelで「COLUMN(A$1)」のように、2列おきに番号を入力したい場合、オートフィルを使うと予期しない結果になることがあります。特に、列が「A, B, G, H, …」のように進んでしまう場合があります。この記事では、この問題の原因とその解決方法について説明します。

COLUMN関数を使って2列おきに番号を表示

まず、COLUMN関数は指定したセルの列番号を返します。例えば、COLUMN(A$1)は1、COLUMN(B$1)は2を返します。これを利用して、2列おきに番号を表示したい場合、通常は次のような形にしたいでしょう。

COLUMN(A$1), 空白, 空白, COLUMN(B$1), 空白, 空白, ...

しかし、オートフィルでこれを適用すると、「A, B, G, H, …」のように列番号が進んでしまうことがあります。これは、Excelが行の進行方向を読み取り、横方向にオートフィルを適用してしまうためです。

解決方法: OFFSET関数を使用

この問題を解決するには、OFFSET関数を使うことで、指定したセルから特定の間隔を空けて値を表示する方法を取ることができます。例えば、次のような式を使います。

=COLUMN(OFFSET(A$1, 0, 2*(ROW()-1)))

この式は、A列から2列おきに番号を表示し、オートフィルを使っても期待通り「A, B, C, D, …」のように進むようになります。

詳しい式の解説

OFFSET関数は、指定したセルから行と列を指定した数だけ移動したセルを返す関数です。ここでは、A$1セルから2列おきに移動するように設定しています。また、ROW()-1は行番号を基に移動するために使われており、これにより1行目がA列、2行目がB列となり、以降も2列おきに番号が進んでいきます。

まとめ

Excelで「COLUMN(A$1)」を使って2列おきに番号を表示する方法を紹介しました。OFFSET関数を使用することで、オートフィルでも正しく列番号を進めることができます。これで、質問で遭遇した問題が解決できるはずです。

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