Windows10のタスクマネージャーで見られる「(7)」や「(31)」の数字、またEdgeブラウザが予期せぬ動作をする理由について知りたい方へ、今回はその原因と対処法を分かりやすく解説します。
タスクマネージャーのカッコ内の数字とは?
タスクマネージャーの「(7)」や「(31)」といった数字は、実際に開かれているタブやプロセスの数を示しています。たとえば、Google Chromeで「(7)」と表示されている場合、これはChromeで実行中の7つのプロセス(タブ、拡張機能、バックグラウンドプロセスなど)があることを意味します。これにより、ブラウザのパフォーマンスが監視しやすくなり、個別のタブや拡張機能を終了させることができます。
一般的に、ブラウザは各タブを独立したプロセスで管理しており、タブごとのクラッシュや問題が他のタブに影響を与えにくくするためです。このため、タスクマネージャーに表示される数字は、タブの数に依存します。
タスクマネージャーでプロセス数を減らす方法
タスクマネージャーに表示されるプロセス数を減らすためには、以下の方法を試すことができます。
- ブラウザのタブを不要なものから閉じる。
- 拡張機能を無効化または削除する。
- タスクマネージャーで不要なバックグラウンドプロセスを終了する。
特にGoogle Chromeなどのブラウザでは、多くのプロセスがバックグラウンドで実行されていることがあります。これを減らすことで、PCのパフォーマンスを向上させることができます。
Edgeブラウザの予期せぬタスク表示の理由
Edgeブラウザが立ち上げていないのに、タスクマネージャーに「7個ほどのプロセス」が表示されるのは、Microsoft Edgeのバックグラウンドプロセスが影響している可能性があります。Edgeは、タブが閉じられてもブラウザの一部の機能をバックグラウンドで実行し続けることがあります。
これらのプロセスは、Edgeの拡張機能、ウェブアプリケーション、あるいはウェブサイトの通知などを管理していることがあります。Edgeの設定で「バックグラウンドタスクを許可する」オプションを無効にすると、これらのプロセスの一部が終了することがあります。
Edgeのバックグラウンドプロセスを無効にする方法
Edgeでバックグラウンドプロセスを無効にする手順は次の通りです。
- Edgeブラウザを開き、右上のメニュー(3点リーダー)から「設定」を選択。
- 「システム」セクションに移動し、「Microsoft Edgeのバックグラウンドタスクを許可する」のスイッチをオフにします。
これで、Edgeがバックグラウンドで動作することなく、タスクマネージャーに余分なプロセスが表示されるのを防げます。
まとめ
Windows10のタスクマネージャーで表示される数字は、各ブラウザタブやバックグラウンドプロセスの数を示しています。これを減らすためにはタブの整理や不要な拡張機能の無効化、バックグラウンドで動作しているアプリケーションの設定を調整することが有効です。また、Edgeブラウザの予期せぬプロセスは、設定を変更することで解決できます。


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