VBAでIDバーコードを作成して印刷する方法

Visual Basic

VBAを使ってExcelでIDバーコードを作成し、印刷する方法について解説します。この記事では、ID列にある5桁の数列からバーコードを作成し、指定したフォントで印刷する方法をご紹介します。

VBAコードの基本構造

まず、VBAでバーコードを作成するためには、シート名や最終行の取得、バーコードフォントの設定などが必要です。以下のコードを使って、ID列にある数値をバーコードとして表示し、印刷することができます。

Sub バーコード作成して印刷() Dim ws As Worksheet Dim lastRow As Long Dim i As Long Dim barcodeFont As String ' シート名 Set ws = ThisWorkbook.Sheets("ID検索シート") ' バーコードフォント名 barcodeFont = "Free 3 of 9" ' インストールしたフォント ' E列の最終行取得 lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "E").End(xlUp).Row ' F列にバーコード用文字列をセット For i = 2 To lastRow If ws.Cells(i, "E").Value <> "" Then ws.Cells(i, "F").Value = "*" & ws.Cells(i, "E").Value & "*" ws.Cells(i, "F").Font.Name = barcodeFont ws.Cells(i, "F").Font.Size = 24 Else ws.Cells(i, "F").ClearContents End If Next i ' 印刷 ws.Range("F1:F" & lastRow).PrintOut MsgBox "バーコード作成と印刷が完了しました!" End Sub

コードの解説

このコードは、まずID列の最終行を取得し、各セルのIDにバーコード用の「*」記号を追加します。その後、指定したフォント(ここでは「Free 3 of 9」)を使ってバーコードを作成し、最後に印刷を行います。

バーコード用フォントは、一般的なバーコードフォントである「Free 3 of 9」を使っています。このフォントは無料でダウンロード可能で、インストール後にVBAで使用できます。

印刷設定の調整

バーコードのサイズや印刷範囲についても調整できます。コード内では、フォントサイズを「24」に設定していますが、必要に応じて適切なサイズに変更できます。また、印刷範囲は「F列」のみを指定していますが、必要に応じて変更できます。

実行後の結果と注意点

このコードを実行すると、ID列に対応するバーコードがF列に表示され、その後に印刷されます。しかし、バーコードフォントが正しくインストールされていないと、バーコードが正しく表示されませんので、インストールと設定を確認することが重要です。

まとめ

VBAを使用してIDバーコードを作成し、印刷する方法は簡単です。適切なバーコードフォントを設定し、ID列の数値を使ってバーコードを作成することができます。フォントのインストールや印刷範囲の設定を調整すれば、さらに便利に使うことができます。

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