VectorWorks教育版から商用版へのファイル共有方法|学生版と通常版の互換性について

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VectorWorksの教育版や学生版で作成したファイルを商用版や通常版で開く方法に関して、特にファイルの互換性について不安がある方も多いです。この記事では、教育版で作成したファイルを通常版で使用する際の注意点や方法について解説します。

VectorWorks教育版と商用版の互換性

VectorWorksの教育版(学生版)は、通常版(商用版)と基本的な互換性がありますが、いくつかの制限があります。最も重要なのは、教育版で作成したファイルが商用版でも開ける場合と開けない場合があることです。一般的に、教育版で作成したファイルは、商用版に変換する際に特別な制限がない限り、問題なく開くことができます。

ただし、商用版のユーザーが教育版のファイルを開こうとすると、バージョンの不一致や設定の違いによってエラーが発生することもあります。そのため、ファイルの互換性について事前に確認することが重要です。

ファイル中の図形や図面をコピペできるか?

ファイル中の図形や図面をコピペすることについても、一般的には問題なく行えるはずです。教育版から商用版にファイルを移動する際、単純なコピー&ペーストでデータを移行することができますが、以下の点に注意が必要です。

  • レイヤーやパーツが正しくコピーされるか確認する:特定のパーツやレイヤーがうまくコピーされないことがありますので、移行後に内容を確認しましょう。
  • フォントやシンボルが正しく表示されるか確認する:商用版で使われているフォントやシンボルが、教育版には存在しない場合があります。

パースを共有する方法

パースや3Dモデルを教育版で作成した場合、チームメンバーに共有するには、ファイルをエクスポートして他の形式で保存するのが良い方法です。VectorWorksでは、DWGやDXFなど、他の標準的なフォーマットでファイルを保存し、他のユーザーと共有することができます。これにより、商用版ユーザーでも簡単にパースを開くことが可能です。

商用版で開けない場合の対処法

もし商用版で教育版のファイルが開けない場合は、いくつかの対処方法があります。

  • ファイル形式を変換する:エクスポート機能を使って、異なるフォーマット(例えば、DWG形式)で保存し、商用版で開けるようにします。
  • バージョンを揃える:教育版と商用版のバージョンが異なる場合、バージョンアップやダウングレードを行い、両者のバージョンを一致させることで互換性を確保できます。
  • サポートに問い合わせる:どうしても解決しない場合は、VectorWorksのサポートに問い合わせて、具体的な解決策を相談するのが最も確実です。

まとめ

VectorWorksの教育版で作成したファイルは、商用版でも基本的に開くことができますが、互換性や設定に注意が必要です。図形や図面をコピペすることは可能ですが、フォントやシンボルに違いがある場合は注意が必要です。パースをチームメンバーと共有するには、ファイルのエクスポートや変換を利用し、商用版で問題なく開けるように調整しましょう。

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