Windows 11でWord 2021を使用している際、[ファイル]→[エクスポート]→[ファイルの種類の変更]→[単一ファイルWebページ]で保存した後、文書が「互換モード」になってしまう問題が発生することがあります。この問題は、保存形式が原因である場合が多く、解決策を探すことが重要です。この記事では、その問題の解決方法と予防策を解説します。
互換モードとは?
互換モードは、Word文書を古いバージョンのWordで開くために、文書を自動的に調整する機能です。このモードでは、一部の新機能が無効になることがあります。特に「単一ファイルWebページ」の形式で保存すると、このモードが適用されることがあります。
「互換モード」を解除する方法
文書が「互換モード」に設定されている場合、以下の手順で解除できます。
- Word文書を開きます。
- [ファイル]→[情報]を選択し、「文書の管理」の下にある「互換モード」メッセージを確認します。
- 「文書の変換」をクリックして、最新のWord形式に変換します。
- 変換後、文書は通常モードで開かれます。
保存形式を変更して再発防止
単一ファイルWebページ形式を避けることで、文書が互換モードになるのを防ぐことができます。以下の方法で保存形式を変更できます。
- [ファイル]→[名前を付けて保存]を選択します。
- 保存するファイル形式を「Word 文書(.docx)」に設定します。
- 「保存」をクリックして、新しい形式で文書を保存します。
互換モードが続く場合の対策
もし、上記の手順を試しても互換モードが続く場合、以下の対策を試してください。
- Wordのオプション設定を確認し、互換性設定をリセットする。
- Officeの修復ツールを使って、Wordを修復する。
- 最新のOfficeアップデートを確認し、適用する。
まとめ
「互換モード」が適用される原因は、主に保存形式の問題によるものです。上記の手順を実行することで、文書を最新のWord形式で正常に保存し、互換モードを解除することができます。これらの方法を試しても問題が解決しない場合、Wordの設定やOfficeの修復を検討しましょう。
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