会社の入退室データをCSV形式で収集し、そのデータから月次の日別の出社率を算出する方法について解説します。CSVには社員の入退室の時間が記録されており、これを基に日別の出社率を算出するための手順を紹介します。
1. 必要なデータの整理
CSVデータには社員名と発報時刻が記録されています。発報時刻を基に、社員が出社した日付を抽出する必要があります。データが複数回記録されている場合でも、1日の出社人数をカウントすることが求められます。
まず、社員の発報時刻を日付形式に変換し、日にちごとの出社をカウントする準備をします。
2. 発報時刻のデータ処理
発報時刻のデータから「日付」部分だけを抽出するには、Excelで「=DATEVALUE(発報時刻セル)」を使います。これにより、日付のみが抽出され、重複する日付データを集計できます。
次に、各社員ごとにその日付に出社しているかを確認するため、UNIQUE関数を使って重複を排除します。その結果、出社日ごとに社員数をカウントすることができます。
3. 出社人数のカウント
出社した人数をカウントするためには、COUNTIFS関数を使用します。この関数を使うと、特定の日付に出社した社員の数を求めることができます。たとえば、「=COUNTIFS(日付範囲,日付セル)」のように使うことで、日別の出社人数を求められます。
これを月次集計として使用し、月ごとの出社率を算出します。
4. 出社率の算出
出社率を算出するには、出社した社員数を総社員数で割り、その結果に100を掛けてパーセント表示します。たとえば、「=出社社員数/総社員数*100」のように計算します。
出社率は、月ごとに算出して、全社員の出社状況を把握できます。
5. まとめ
以上の手順を踏むことで、CSVデータから効率よく月次の日別出社率を算出することができます。関数を駆使してデータを処理し、出社率を自動的に計算することで、より正確で迅速な集計が可能になります。ぜひ、これらの手順を実践してみてください。


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