VRChat vrc quest toolsでのエラー「unable to test avatar: ApplicationName=’adb’」の解決法

プログラミング

VRChatのvrc quest toolsで「unable to test avatar: ApplicationName=’adb’, CommandLine=’devices -I’, CurrentDirectory=”, Native error=指定されたファイルが見つかりません。」というエラーが発生している場合、その解決方法をまとめました。特にアバターの非破壊的変換後にビルドしようとすると、このエラーが出ることがあります。

問題の背景とエラーの原因

このエラーは、主に「adb(Android Debug Bridge)」が正しくインストールされていないか、adbの実行環境が整っていない場合に発生します。adbは、UnityとVRChatが動作する環境で必要なツールで、特にQuest版のVRChatでのアバターアップロード時に必須となります。

解決方法:adbのインストールと設定

まず、adbがPCにインストールされているか確認します。adbは、Android SDKに含まれているツールです。以下の手順でインストールしてみてください。

  • まず、Android Studioの公式サイトからAndroid SDK Platform-Toolsをダウンロードします。
  • ダウンロードしたフォルダに含まれる「adb.exe」ファイルのパスを環境変数に追加します。
  • コマンドプロンプトを開き、「adb devices」コマンドを実行し、デバイスが認識されているか確認します。

これで、adbが正しく設定されているか確認できます。

VRChat SDKとVRC Quest Toolsの確認

次に、UnityのバージョンとVRChat SDKが正しくインストールされているかを確認します。使用しているUnityのバージョンは「2022.3.21f1」と記載されていますが、VRChat SDKは最新バージョンにアップデートされているかを確認し、必要に応じてアップデートを行いましょう。また、VRC Quest Toolsも最新のバージョン(2.10.0)がインストールされているか確認してください。

その他の考慮点

もし、上記の方法で問題が解決しない場合、以下の点も確認してみてください。

  • UnityやVRChat SDKのインストール場所に日本語や特殊文字が含まれていないか。
  • PCのセキュリティ設定やファイアウォールが、adbの実行を妨げていないか。
  • VRChatやUnityを管理者権限で実行しているか。

まとめ

「unable to test avatar: ApplicationName=’adb’」というエラーは、adbのインストールや設定の問題が原因で発生することが多いです。まずはadbをインストールし、正しく設定することで解決できる可能性が高いです。それでも解決しない場合は、UnityやVRChat SDKのバージョン確認やセキュリティ設定を見直すと良いでしょう。

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