新しいM.2 SSDに交換した際、CドライブがDisk4として表示され、復元ソフトウェアが正常に動作しないという問題に直面することがあります。この記事では、SSDの起動ディスクをDisk0に変更する方法と、Nova Backupが使えない場合の代替ソフトについて解説します。
SSDの起動ディスクをDisk0に変更する方法
SSDを交換後、ディスク番号(Disk0、Disk4など)が変わってしまうことがあります。特にM.2 NVMe SSDがSATA接続のドライブより後に認識されることが多いため、起動ディスクがDisk4として表示されることがあります。この場合、ディスク番号を変更するには、BIOS設定やディスク管理ツールを使って変更する方法がありますが、完全にDisk0にするのは難しいことがあるため、以下の方法を試すことができます。
- BIOSで起動順位を変更: BIOS設定で、M.2 SSDを最優先の起動ドライブに設定することで、起動時にそのディスクが優先されるようになります。
- Windowsのディスク管理ツールを使用: ディスク管理ツールでパーティションを調整することが可能ですが、ディスク番号そのものを変更することはできません。代わりに、起動順序をBIOSで変更することが重要です。
Nova Backupで復元ができない場合の対応策
Nova Backupを使用して復元を試みるとき、復元先が正しく認識されず、エラーが発生することがあります。この問題を解決するためには、以下の手順を試してみましょう。
- 復元先ドライブの確認: Nova Backupが復元先として誤ったディスクを認識している場合、ドライブの確認と手動での設定が必要です。
- バックアップの作成方法を見直す: バックアップ元と復元先のディスクの設定が一致しないと、復元が正常に動作しないことがあります。復元先のディスクを正しく設定し、バックアップを再度作成することを検討しましょう。
- ディスク管理ツールでの修正: Windowsのディスク管理ツールを使い、ドライブのラベルを変更することで、Nova Backupが正しくディスクを認識できるようにします。
Nova Backupの代替ソフトを検討
Nova Backupがうまく動作しない場合、他のバックアップソフトを使用することも一つの手です。おすすめのバックアップソフトには以下のものがあります。
- Acronis True Image: 高度なバックアップ機能を持ち、システム全体のバックアップや復元が簡単に行えます。
- Macrium Reflect: 無料版もあり、システムのイメージバックアップやディスクの復元が可能です。
- EaseUS Todo Backup: ユーザーフレンドリーなインターフェースで、ディスクのバックアップや復元が簡単に行えます。
まとめ
SSDの起動ディスクをDisk0に変更するためには、BIOS設定の変更やディスク管理ツールを使った操作が必要ですが、ディスク番号自体は変更できない場合もあります。Nova Backupがうまく動作しない場合には、復元設定の見直しや他のバックアップソフトの利用を検討しましょう。これらの手順を試すことで、スムーズにデータの復元ができるようになります。


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