ファイナルカットプロで、動画と別撮りの音声(アフレコ)を合わせて編集する際に、タイムラインで動画をカットすると音声まで消えてしまったり、音声が動画と一緒に動いてしまう問題が発生することがあります。この記事では、これらの問題を解決するための方法を詳しく解説します。
1. 音声と動画をリンク解除する方法
ファイナルカットプロでは、音声と動画がリンクされた状態で編集が行われるため、動画を動かすと音声も一緒に動いてしまいます。これを防ぐには、まず音声と動画のリンクを解除する必要があります。
リンク解除する方法は簡単です。タイムライン上で音声と動画のクリップを選択し、右クリックして「リンク解除」を選ぶだけです。これにより、音声と動画が別々に編集できるようになります。
2. 動画のカット時に音声を消さない方法
動画をカットすると音声まで消えてしまう場合、動画と音声がリンクされた状態でカットしていることが原因です。リンク解除後、動画と音声を別々にカットすることができます。
動画を選択してカットしたい部分を指定し、音声はそのままにしておくことができます。これで、動画のみがカットされ、音声はそのまま残ります。
3. 音声と動画を別々に編集するためのワークフロー
音声と動画を別々に編集する際、音声のタイミングを正確に合わせるために「タイムラインのズーム機能」を活用することが効果的です。また、音声のタイミングを合わせる際には「スナッピング機能」を使うと、音声と動画がぴったりと合うようになります。
音声と動画が正しくリンクされている場合、必要に応じて音声と映像を調整し、最終的にプレビューで確認してから最適な編集を行いましょう。
4. クリッピングやズレを防ぐための設定
音声と動画のクリッピングやズレを防ぐために、いくつかの設定を確認することが重要です。ファイナルカットプロの「オーディオ配置」オプションをチェックし、クリッピングや音声のズレが発生しないように調整します。
これにより、音声と映像が正確に同期され、ズレやエラーの発生を防ぐことができます。
まとめ
ファイナルカットプロで動画と別撮り音声を別々に編集するためには、音声と動画のリンク解除、タイムラインのズームやスナッピング機能をうまく活用することが重要です。これらの方法を実践することで、音声と映像を効果的に編集し、ズレやエラーを防ぎながらスムーズに動画編集を行うことができます。


コメント