SAIで絵を描いているとき、うっかり上書き保存をしてしまい、前のデータが消えてしまうことがあります。このような事故を防ぐためには、どのように保存すべきか、また、元の絵を保護する方法について解説します。
SAIで保存する際の注意点
SAIで絵を保存する際、うっかり上書きしてしまう事故は意外に多く、特に「別名保存」をしても元のファイルが消えることがあります。これは、保存方法に問題があるためです。基本的には「別名保存」であっても、元のファイルを守る方法を理解しておくことが重要です。
まず、保存する際に確認すべきポイントは、保存先のフォルダやファイル名です。ファイルを保存する際に元のファイルを誤って上書きしないようにしましょう。
解決策1: 保存時に別名を付ける
SAIで新しい作業を始めたとき、まずは「別名保存」をすることを習慣にしましょう。作業途中で異なるバージョンを保存する場合、ファイル名に日付や「v1」などを加えると便利です。
例えば、作業途中で「名前_v1.sai」と保存しておき、その後のバージョンごとに「名前_v2.sai」「名前_v3.sai」のように保存すると、過去のデータを簡単に保護できます。
解決策2: 保存先を確認する
ファイル保存時に、元のファイルの保存先や名前を確認することが大切です。誤って元のファイル名で上書きしてしまわないように注意しましょう。
「別名保存」をしている場合でも、保存先が間違っていたり、既存のファイル名を選んでしまうことがあります。必ず新しい名前を入力し、上書きしないように確認してください。
解決策3: オートセーブ機能を活用する
SAIにはオートセーブ機能はありませんが、外部のバックアップソフトを使うことで、作業中のファイルを定期的に自動保存することができます。これにより、万が一保存を忘れてしまっても、自動保存されたバックアップを復元できるようになります。
また、クラウドサービスを使ってファイルを同期させる方法も有効です。DropboxやGoogle Driveなどを使用することで、ファイルが自動的にクラウド上にバックアップされるので、失敗を防ぎやすくなります。
解決策4: 定期的にバックアップを取る
定期的に手動でバックアップを取る習慣を持つことも重要です。作業中に保存するたびに「別名保存」で新しいファイルを作成しておくことで、過去のバージョンに戻すことができ、万が一の場合でも復元が可能です。
定期的に「名前_v1.sai」「名前_v2.sai」など、段階的に保存しておくことで、後で元に戻したい場合にも簡単に切り替えることができます。
まとめ: 上書き保存を防ぐためのコツ
SAIで絵を描く際、上書き保存によるデータ消失を防ぐためには、ファイル保存時に注意深く作業し、定期的に別名保存を行うことが重要です。名前や保存先を確認すること、オートセーブやバックアップソフトを活用することも、データを守るための有効な手段です。これらの習慣を身につけることで、作業中のファイルを安全に保護できます。


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