BRI(ISDN S/T点)接続を行う際に、NTゲートウェイとTEゲートウェイ間での接続に関する正しいピンアサインについて解説します。特に、RA、RB、TA、TBの接続方法について、正しい結線とその理由を確認していきます。
1. BRI(S/T点)接続の基本
BRI(Basic Rate Interface)接続では、2つの信号線(TAおよびTB)を使用して、ISDN端末とゲートウェイが接続されます。S/T点は、ネットワーク(NT)と端末(TE)間の接続点であり、これを正しく接続することが重要です。RA、RB、TA、TBはそれぞれ異なる信号を伝えるため、間違った接続は通信エラーを引き起こす可能性があります。
特に、RAとRBはネットワーク側、TAとTBは端末側の信号線に対応します。正しいピンアサインを確認して、適切な接続を行う必要があります。
2. 正しいピンアサイン
質問に記載された接続方法、すなわち「RA—–TA」「RB—–TB」「TA—–RA」「TB—–RB」という接続は、通常正しい接続方法となります。これにより、NT側のRAとRBがTE側のTAとTBにそれぞれ対応し、信号が適切に伝わります。
また、S/T点ではRAとTA、RBとTBがペアとなるため、間違った接続が行われないよう注意が必要です。以下が推奨される接続方法です。
- RA —– TA(NT側のRAとTE側のTAを接続)
- RB —– TB(NT側のRBとTE側のTBを接続)
3. 接続時の注意点
接続する際、RAとTA、RBとTBのペアが間違って接続されないように注意が必要です。また、接続に使用するケーブルは適切にシールドされたもので、通信品質を保つことが求められます。
さらに、BRI接続の中でも、使用するデバイスが正しく設定されていること、例えば、ISDNの設定や、接続する端末が対応する標準に準拠していることを確認してください。
4. まとめ
BRI接続の際、NTゲートウェイとTEゲートウェイ間の接続は、RAとTA、RBとTBを正しく接続することで、安定した通信が実現できます。質問にあった接続方法は基本的に正しいとされており、適切なケーブルと設定が必要です。接続後は通信確認を行い、問題がないかチェックしましょう。

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