AutoCAD 2026でP21形式データを開く方法とCALS Toolsによる変換手順

CAD

AutoCAD 2026では、SXF形式のP21ファイルを直接開くことはできません。しかし、Autodeskが提供するCALS Toolsを使用することで、P21ファイルをDWG形式に変換し、AutoCADで開くことが可能です。

AutoCAD 2026でP21ファイルを開く方法

AutoCAD 2026は、SXF形式のP21ファイルを直接サポートしていません。そのため、P21ファイルをAutoCADで開くには、まずCALS Toolsを使用してDWG形式に変換する必要があります。

CALS ToolsによるP21からDWGへの変換手順

1. CALS Toolsをインストールします。
2. AutoCADを起動し、CALS Toolsを起動します。
3. 「ファイル」メニューから「開く」を選択し、P21ファイルを指定します。
4. 「外部ファイル設定」ダイアログボックスで、必要な設定を行います。特に「シートをビューポートに変換する」オプションに注意してください。
5. 設定が完了したら、P21ファイルをDWG形式で保存します。

変換時の注意点

  • レイヤ設定: CALS Toolsでは、レイヤの自動振り分け機能がありますが、変換前にレイヤ設定を確認し、必要に応じて調整してください。
  • 文字フォント: P21ファイルで使用されているフォントがAutoCADでサポートされていない場合、文字化けが発生する可能性があります。変換前にフォントの互換性を確認してください。
  • 図形のスケール: P21ファイルとAutoCADのスケール設定が異なる場合、図形のサイズが変わることがあります。変換後にスケールを確認し、必要に応じて調整してください。

まとめ

AutoCAD 2026では、P21形式のファイルを直接開くことはできませんが、CALS Toolsを使用することでDWG形式に変換し、AutoCADで開くことが可能です。変換時には、レイヤ設定、文字フォント、図形のスケールなどに注意し、適切な設定を行うことで、円滑な作業が可能となります。

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