Excelで特定の数値に基づいて値を返す関数の使い方

Excel

Excelで特定の範囲に基づいて値を返す関数を作成する方法について解説します。例えば、セルA1の値が1.5未満の場合は「1」、1.5以上2.5未満の場合は「2」、2.5以上の場合は「3」を返す関数を作成したい場合、どのような式を使えばよいのでしょうか?この記事では、実際に使える関数を紹介します。

IF関数を使った基本的な条件式

このような条件分岐をExcelで行うためには、「IF関数」を使用します。IF関数は、条件に応じて異なる値を返すことができる非常に便利な関数です。

まず、A1の値が1.5未満なら「1」を返し、1.5以上2.5未満なら「2」を返し、2.5以上なら「3」を返す関数は、以下のようになります。

=IF(A1<1.5, 1, IF(A1<2.5, 2, 3))

関数の解説

この式では、まず最初に「A1<1.5」の条件をチェックします。もしこの条件が真(True)ならば、「1」が返されます。もし「A1<1.5」が偽(False)だった場合、次に「A1<2.5」の条件がチェックされ、この条件が真ならば「2」が返されます。どちらの条件にも該当しない場合(つまり、A1が2.5以上の場合)、最後に「3」が返されます。

このように、IF関数をネスト(入れ子)にすることで、複数の条件を処理することができます。

応用編:より複雑な条件式の作成

上記の基本的な使い方に加えて、さらに複雑な条件を追加することもできます。たとえば、A1の値が1.5未満なら「1」、1.5以上2.5未満なら「2」、2.5以上5未満なら「3」、5以上なら「4」を返す場合、次のような関数を使います。

=IF(A1<1.5, 1, IF(A1<2.5, 2, IF(A1<5, 3, 4)))

まとめ

Excelで数値の範囲に基づいて異なる値を返す関数を作成するためには、IF関数を使用します。IF関数をネストすることで、複数の条件を簡単に設定できます。この方法を使えば、さまざまな状況に応じた計算を行うことができますので、ぜひ試してみてください。

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